唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
32人目のF1ワールドチャンピョン誕生
記事を書くのがすっかり遅れてしまったが、周知の通り2010年F1は最終戦アブダビGPまで四巴の戦いが持ち越され、レッドブルレーシングのRB6を駆るセバスチャン・ベッテルがPole to Finishを決め、ポイントランキング3位からの大逆転でチャンピョンシップを獲得。1950年に始まるF1ワールドチャンピョンシップ60年の中で32人目、そして最も若いチャンピョンの誕生である。
しかしだ、ベッテルのチャンピョン獲得の条件は優勝が絶対条件であったが、自力でのチャンピョン獲得は不可能。アロンソが6位以下であることがもう一つの条件となっていたわけだが、そのアロンソも序盤のタイヤ交換戦略の失敗により後退。これによってベッテルのチャンピョンが決定した訳だ。
それにしても皮肉なものである。アロンソより前でフィニッシュしたロズベルク、クビサ、ペトロフはいずれも序盤のセーフティーカー投入時にタイヤ交換し上位に進出した訳だが、セーフティーカー投入の原因を作ったのがアロンソ加入以前のフェラーリでワールドチャンピョンとなったミヒャエル・シューマッハ。そのシューマッハが、アロンソがチャンピョンになる芽を摘んだことになる。
一方、ベッテルの側に立ってこの状況を振り返れば、自身が優勝するだけで不足でアロンソが6位以下と云うもう一つの条件を整えてくれたのが、ベッテルと同じドイツ人の偉大な元チャンピョン、ミヒャエル・シューマッハであった。それにしてもミヒャエル、まったくお粗末なドライビングであったな。
アロンソにとっては何とも皮肉な結果であるが、ベッテルにとっては郷土の偉大な先輩かつヒーローがチャンピョン獲得の後押しをしてくれたことになる。ただし、アロンソにはドイツGP時のチームオーダーによってマッサに献上させた7ポイントの「問題」があるから、アブダビGPで仮に5位以内に入りチャンピョンとなったとしても、後味の悪いものになったことだろう。そんなことを考えると、アロンソの今年のチャンピョンシップ2位は妥当な結果とも云えるんじゃないかな。
例によって今日の記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、落ち茶花。お茶の木は椿と同類だから花も同じように花弁が散るのではなく時期が来るとその全体が落花する。ちなみに、「茶花」とは普通はお茶席(茶室)に飾る花の事を云うが、ここではまさしく「お茶の木の花」の事である。
しかしだ、ベッテルのチャンピョン獲得の条件は優勝が絶対条件であったが、自力でのチャンピョン獲得は不可能。アロンソが6位以下であることがもう一つの条件となっていたわけだが、そのアロンソも序盤のタイヤ交換戦略の失敗により後退。これによってベッテルのチャンピョンが決定した訳だ。
それにしても皮肉なものである。アロンソより前でフィニッシュしたロズベルク、クビサ、ペトロフはいずれも序盤のセーフティーカー投入時にタイヤ交換し上位に進出した訳だが、セーフティーカー投入の原因を作ったのがアロンソ加入以前のフェラーリでワールドチャンピョンとなったミヒャエル・シューマッハ。そのシューマッハが、アロンソがチャンピョンになる芽を摘んだことになる。
一方、ベッテルの側に立ってこの状況を振り返れば、自身が優勝するだけで不足でアロンソが6位以下と云うもう一つの条件を整えてくれたのが、ベッテルと同じドイツ人の偉大な元チャンピョン、ミヒャエル・シューマッハであった。それにしてもミヒャエル、まったくお粗末なドライビングであったな。
アロンソにとっては何とも皮肉な結果であるが、ベッテルにとっては郷土の偉大な先輩かつヒーローがチャンピョン獲得の後押しをしてくれたことになる。ただし、アロンソにはドイツGP時のチームオーダーによってマッサに献上させた7ポイントの「問題」があるから、アブダビGPで仮に5位以内に入りチャンピョンとなったとしても、後味の悪いものになったことだろう。そんなことを考えると、アロンソの今年のチャンピョンシップ2位は妥当な結果とも云えるんじゃないかな。
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例によって今日の記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、落ち茶花。お茶の木は椿と同類だから花も同じように花弁が散るのではなく時期が来るとその全体が落花する。ちなみに、「茶花」とは普通はお茶席(茶室)に飾る花の事を云うが、ここではまさしく「お茶の木の花」の事である。
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