唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
プリウスα、一か月で52,000台受注
3.11大震災の影響により正式発表と発売が遅れたトヨタのプリウスαだが、発売から一か月に当たる6月12日までに52,000台を受注したとの報道。受注の内訳は2列シート車が約7割と、3列シート車を大きく上回った。これは意外だ。
しかしだ、プリウスαは300万円に近いそれなりの高価格車。そのプリウスαに一か月で52,000台の注文があっとは、不景気であると云われ久しい、その不景気に大震災が追い打ちをかけている日本経済のはずなのだが、いったいどうなっているんだろうね。
それにしても大震災後の後遺症で納車まで10か月程度かかる見込みらしい。トヨタの事だから、結果的にはもう少し早い納車になるのかも知れないが、フェラーリを買う訳じゃあるまいし、ファミリーカーを買うのに10か月も待つ人がいるなんて、郷秋的にはにわかには信じられないぞ。
シグマから新しい望遠マクロが登場
マクロレンズと云えば、タムロン製のものがメーカー純正以上の人気を博して久しいが、シグマだって黙って指をくわえているわけではない。APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSMを昨日、発表した。シグママウントとキヤノン用を6月24日に発売すると云う事だが、どうしてニコン用の発売が未定なんだ、シグマ!怪しからんだろう。キヤノン用よりもニコン用が後から出るとは!まっ、ニコン用がすぐに出たとしても郷秋<Gauche>は買わないからいいけど。
実はこれまでもシグマのラインナップにはAPO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSMと云う望遠マクロレンズがあった。これまでの製品と新製品、何が違うのかと云うと、新製品にはOSつまりOptical Stabilizerが付いていることである。特許侵害であるとしてニコンに提訴された、あのOSである。前モデルに比し全長が13mm長くなったのは、これまで12群16枚であったレンズ構成が13群19枚になったこと、OSを組み込んだことによるものだろう。
13mm長くなっただけではなく、重さもこれまでの895gから1150gと255gも重たくなっている。重たいのが伝統のシグマのレンズだが、いかの望遠マクロとは云えども、1150gは重過ぎだろと、郷秋<Gauche>は思うぞ。
しかしだ、このマクロレンズ、シグマ製のテレコンバーターの装着が可能なのが凄い。この場合には210mm、更にAPS-Cセンサー搭載のカメラに装着すると、150mm×1.4×1.5で、315mmの「超」望遠マクロレンズとして使えるようになる。これにはメーカー純正マクロレンズも脱帽であるな。しかも、APS-Cセンサー搭載のカメラ装着時に焦点距離が延びることに対応しフードを長く伸ばすフードアダプターも付いていると云うから念が入っている。
どなたか買われた折には、是非とも郷秋<Gauche>にも試用させていただきたいものである(ニコンFマウント限定)。
と云う訳で今日の一枚は、シグマではなく、マクロと云えば「これ!」と云われる程のタムロンの90mmで撮った常盤露草。