趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

音されど音

2012年09月07日 11時15分36秒 | 自然観察日記的回想
今日は・・・暑いです。風ないです。太陽の光は何故だかパワーいっぱい・・・。

部屋にいられなくなるかも・・・。

さて、今日も音の話題です。別段大した話ではないのでスルーしてもらってかまわないのですが。

今日のような風の無い日は窓辺に箱型の充電式の扇風機を置くのですが、その小さな回転音でコオロギの鳴き声が聞こえなくなります。

夜は、窓用エアコンを付けたらその音でそれ以外の音はすべてかき消されるのですけどね。

普段使いでまったくその起動音が気にならなかった充電式の扇風機ですが、まさかコオロギの音を掻き消すとは思いませんでしたね。

これも物理現象ですから、細かく測定すれば答えは見つけられるとは思いますが、心地よい虫の音が聞こえないのは残念です。

まーね、何かを優先すれば何かが失われる世界に生きていますからね・・・。

古代エジプトなんかだと扇風機はありませんから、人力の団扇みたいなもので風を起こしていましたね。でも、風を起こす役は・・・奴隷です。時代が少し理性的になれば、さしづめ召使といったところでしょうかね。

考えて見たら、お金を出しているとは云え、電気を「奴隷のようにして使っているな」と思ったりもします。

当然扇風機も同じですね。 回転運動ではなくて平行運動するクランク型扇風機を仮に作っても、やっぱりそのエネルギー源は電気になりますね。

左手で団扇を扇ぎながら1日中過ごすわけもにも行きませんからね。

何かを優先すれば何かが失われる。

心地よい涼しさも、虫の音も、今日のような日は両方を同時に味わう事はできません。

そんな時は、どちらかを譲るしかないですね。ごぐごく当たり前の事です。

これは、自分の中で完結できる問題です。 さて、これが自分以外の事象からもたらされたらどうでしょうか。

それでも、自分の中で完結できる方はほんとうにすばらしい方だと思います。

そうして考えた時に、自分の愚かさを見つけるわけですがね・・・。

もしかしたら、両方同時に味わいたいという傲慢さが存在しているだけの事かもしれませんね。

小さな音の変化を通して小さな心の動きを見つめる。虫たちはそんな機会を与えてくれたのかも知れませんね。

自然界の織り成す音には無駄はありません。語ることなく、ただ流れて行くだけですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする