先回の続きです。白内障手術体験記━② となります。
術後の目の保護という側面からの記事です。
殆どの病院が、片目ずつ手術します。片目にかける日数は、医療機関によって様々です。 両目で2泊3日の入院というところもあれば、片眼づつ2泊3日というところなど、色々だと思います。 日帰り手術の場合は、手術翌日から通院が始まりますから、両眼の手術を受ける場合は、入院の方がベターだと思います。
その理由が手術後の目の保護という観点からです。片眼を手術しても、もう片方の目が普通に見えるなら問題はありませんが、僕の場合は、手術をした方の目は0.1も視力が出てませんので、メガネ無しでは歩くのも大変でした。
ただ、今までのメガネをかければ、まだ手術をしていない方の目で色々見えますからなんとか片目を閉じて、日常の事をしました。でも、手術をした方の目は、あまり長い時間閉じていると痛みが出てきますのでそれも辛かったですよ。
じゃー今までのメガネを通して普通にみればいいじゃんと思うかもしれませんが、それが大問題で、左右不同視という現象に悩まされます。つーか・・・無理です。今までのメガネはかけていられません。
もう片方の目を手術をするまで1週間ほど日にちを開ける必要があるので、その間の生活をどうするか?という問題が生じてきます。
ここで間違えないで下さいね。普通の白内障・・・強度近視を伴わない方は比較的なんも問題無いようですよ。
つまり普段の生活でメガネがいらない方は、これから書くことはまったく必要のない心配です。
もう片方の目を手術するまでの生活。これはかなり大変でした。家の中でさえもまともに歩けない・・・。
一番大変なのは、髪の毛が自分では洗えないって事です。 僕は3月という比較的涼しい季節に手術を受ける事が出来たのでありがたかったのですが、夏だったりするとかなり大変だと思います。
術後1週間位は、感染症や他のリスクを回避するために髪の毛は洗えませんし、顔も洗えません。化粧などNG・NGです。
乳液もダメですよ。 何かあるとその後が大変です。僕は男なんで、化粧とかまったく関係無いですが女性はそれなりの覚悟が必要ですよ。
さて、次の手術までの1週間をどう過ごすか・・・正確には、家で過ごすのは4日なんですが、ここで役にたったのが・・・なんとなんとアドレンズです。
アドレンズというのは緊急時に自分で度数が変えられる非常用インスタントメガネです。これは助かりました。
このメガネのお陰で、何とか家事がこなせるようになりました。
うーん・・・このあたりの事も、お医者さんから話があると良かったのですが・・・まったく何もありませんでしたよ。
僕自身が困り果てて、フト思いついて調べたのです。
興味のある方は、アドレンズで検索して見て下さい。 きっと役にたちます。
目の保護に話を戻しますが、手術後一番大変なのが、目の保護です。それも、起きている時の話ではありません。
寝ている間の目の保護をどうするか?です。 どこの医療機関も術後に、目の保護用メガネを渡してくださるのですが、その保護メガネが結構厄介です。
保護メガネをしたままですと寝返りもしずらいですし、僕は寝ている間に保護メガネを自分で外してしまうので、自分の手を病院のベッドの柵に軽く縛ったのですが・・・。それでも気が付くと保護メガネを外していました・・・。
この保護メガネとの戦いが結構ストレスになりましたね・・・それよりも目の傷が気になって術後1週間くらいはグッスリとは眠れませんでした。
そこで、最後の手段として僕がとった方法は・・・手袋でした。目には保護メガネ、プラス手には防寒用の厚手の手袋です。
防寒用の手袋ですと、保護メガネを無意識に外そうとしても、その前に目が覚めます。
お~やべやべって何回目が覚めた事か・・・。人口レンズにしますと、目をこすったり、目に強い衝撃を受けた時のリスクがかなり大きくなる事も記憶の片隅に置いておきましょう。重要な事です。
どんなリスクかって?せっかく適切な位置に収まっている人口レンズがずれたり人口レンズが収まっている袋ごと落ちたりと・・・当然再手術となり、かなりの日数を入院する事になるようです。このリスクは一生続くようです。
今回のまとめとしては
①術後の洗髪や顔洗いの件
②術後の保護メガネがやっかいな事。
③左右不同視の問題
④術後の目に強い衝撃を加えてしまうリスク
おおまかにはこの4つです。
次回は、気になる方も多いと思いますが、痛みについてです。 医学はほんとに進歩してますよ。
術後の目の保護という側面からの記事です。
殆どの病院が、片目ずつ手術します。片目にかける日数は、医療機関によって様々です。 両目で2泊3日の入院というところもあれば、片眼づつ2泊3日というところなど、色々だと思います。 日帰り手術の場合は、手術翌日から通院が始まりますから、両眼の手術を受ける場合は、入院の方がベターだと思います。
その理由が手術後の目の保護という観点からです。片眼を手術しても、もう片方の目が普通に見えるなら問題はありませんが、僕の場合は、手術をした方の目は0.1も視力が出てませんので、メガネ無しでは歩くのも大変でした。
ただ、今までのメガネをかければ、まだ手術をしていない方の目で色々見えますからなんとか片目を閉じて、日常の事をしました。でも、手術をした方の目は、あまり長い時間閉じていると痛みが出てきますのでそれも辛かったですよ。
じゃー今までのメガネを通して普通にみればいいじゃんと思うかもしれませんが、それが大問題で、左右不同視という現象に悩まされます。つーか・・・無理です。今までのメガネはかけていられません。
もう片方の目を手術をするまで1週間ほど日にちを開ける必要があるので、その間の生活をどうするか?という問題が生じてきます。
ここで間違えないで下さいね。普通の白内障・・・強度近視を伴わない方は比較的なんも問題無いようですよ。
つまり普段の生活でメガネがいらない方は、これから書くことはまったく必要のない心配です。
もう片方の目を手術するまでの生活。これはかなり大変でした。家の中でさえもまともに歩けない・・・。
一番大変なのは、髪の毛が自分では洗えないって事です。 僕は3月という比較的涼しい季節に手術を受ける事が出来たのでありがたかったのですが、夏だったりするとかなり大変だと思います。
術後1週間位は、感染症や他のリスクを回避するために髪の毛は洗えませんし、顔も洗えません。化粧などNG・NGです。
乳液もダメですよ。 何かあるとその後が大変です。僕は男なんで、化粧とかまったく関係無いですが女性はそれなりの覚悟が必要ですよ。
さて、次の手術までの1週間をどう過ごすか・・・正確には、家で過ごすのは4日なんですが、ここで役にたったのが・・・なんとなんとアドレンズです。
アドレンズというのは緊急時に自分で度数が変えられる非常用インスタントメガネです。これは助かりました。
このメガネのお陰で、何とか家事がこなせるようになりました。
うーん・・・このあたりの事も、お医者さんから話があると良かったのですが・・・まったく何もありませんでしたよ。
僕自身が困り果てて、フト思いついて調べたのです。
興味のある方は、アドレンズで検索して見て下さい。 きっと役にたちます。
目の保護に話を戻しますが、手術後一番大変なのが、目の保護です。それも、起きている時の話ではありません。
寝ている間の目の保護をどうするか?です。 どこの医療機関も術後に、目の保護用メガネを渡してくださるのですが、その保護メガネが結構厄介です。
保護メガネをしたままですと寝返りもしずらいですし、僕は寝ている間に保護メガネを自分で外してしまうので、自分の手を病院のベッドの柵に軽く縛ったのですが・・・。それでも気が付くと保護メガネを外していました・・・。
この保護メガネとの戦いが結構ストレスになりましたね・・・それよりも目の傷が気になって術後1週間くらいはグッスリとは眠れませんでした。
そこで、最後の手段として僕がとった方法は・・・手袋でした。目には保護メガネ、プラス手には防寒用の厚手の手袋です。
防寒用の手袋ですと、保護メガネを無意識に外そうとしても、その前に目が覚めます。
お~やべやべって何回目が覚めた事か・・・。人口レンズにしますと、目をこすったり、目に強い衝撃を受けた時のリスクがかなり大きくなる事も記憶の片隅に置いておきましょう。重要な事です。
どんなリスクかって?せっかく適切な位置に収まっている人口レンズがずれたり人口レンズが収まっている袋ごと落ちたりと・・・当然再手術となり、かなりの日数を入院する事になるようです。このリスクは一生続くようです。
今回のまとめとしては
①術後の洗髪や顔洗いの件
②術後の保護メガネがやっかいな事。
③左右不同視の問題
④術後の目に強い衝撃を加えてしまうリスク
おおまかにはこの4つです。
次回は、気になる方も多いと思いますが、痛みについてです。 医学はほんとに進歩してますよ。