趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
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夏の28度設定は不快?

2017年05月12日 09時37分08秒 | 環境に関する話題
1日で昼間の気温が10度以上、上下する当地です。いやはや、着るもので調節って・・・体力の無い人からいろいろと障りが出てきます。(僕) ←やれやれ

さて、昨日また大臣?さんの発言がニュースになってたみたいですが、擁護するわけではないですが、確かに夏のエアコンの設定温度28度はキツイと個人的にも思いますね。

見つけたニュースを引用します。

「夏に室温を28度にして軽装で過ごし、消費電力を減らす「クールビズ」を巡り、環境省の関芳弘・副大臣が11日、副大臣会議で「28度は不快な温度」などと述べたとされる問題で、政府関係者は同日、「会議で『不快だ』と発言したのは関副大臣ではなかった」と説明を修正した。

 「不快だ」という発言は出席者の一人が述べたという。

 首相官邸で開かれた同会議は冒頭以外は非公開で、盛山正仁・法務副大臣が「なんとなく28度でスタートした。働きやすさの観点から検討しては」などと発言。その際、出席者から「28度は不快な温度だ」との意見が出て、関副大臣は「検討を加えたい」と応じたという。ただし、だれが「不快だ」と発言したのかは明らかにされなかった。」

引用はここまで。

この記事が事実なら、なんの科学的な検証もしないで、「なんとなく28度が省エネ」でスタートしている感がプンプンします。

そもそも人の感じる「快」「不快」は千差万別ですし、仮にエアコンの設定温度を28度にしても、広いオフィス空間では、場所によって軽く5度以上の差がでます。

エアコンの噴出し口付近にいるOLさんは28度かも知れませんが、噴出し口から離れたお偉いさん(上司)の付近は32度くらいかもしれない。

家庭内の小さな6畳の部屋でさえも28度設定ですと、エアコン(コンプレッサー)はほとんど動きません。だから省エネという結果になるのですが・・・。

あくまでも個人的な意見ですが、夏場の快・不快の大きな要因は温度では無くて湿度です。

28度でも湿度が50%以下なら快適です。 逆に60%以上だと不快に感じます。

エアコンの設定温度を28度にして、湿度を50%以下にする方法は?

技術的には可能でしょうけれども、部屋中に高感度な温度センサーと湿度センサーを配置する必要が生まれて、コスト的には絶対不可能でしょう。

家庭用のエアコンの場合、おおむね設定温度マイナス2度で、コンプレッサーは止まります。
(つまりエアコンの吹き出し口付近は26度くらいになるはず。)
最近のエアコンは赤外線センサーで部屋の温度を監視しているモデルもありますがね。

ま、オフィス用のエアコンはどうなんでしょうね?

そもそもの問題は、「十分な検証を経ないで28度という数字が省エネの指針として一人歩きした事」ではないのでしょうかね。

古い話なんですが、高度成長期に製造されたエアコンは0.5度単位で温度設定が出来ましたよw。

当時の技術では、一目盛り上下させるにも相当電力を使ったと思います。

超個人的な意見ですが、人間の感覚で「快」「不快」を判断するから、さまざまな問題が生まれる訳で、環境変化に敏感な微生物の反応を基準に考えれば、何か発見があると思うのですが・・・。

今日なども、既に急激な温度変化が始まっているので、食中毒をもたらす菌は盛んに活動を開始してますよ。

話を戻して、公共の施設などの夏場のエアコンは、確かに設定温度が高過ぎるとは思いますね。

温度設定そのものよりも、「快適な基準」の設定と「省エネ技術の革新」を期待したいところです。

窓用エアコンなど、未だに消費電力約600w~700wですからね~半分に出来たらノーベル賞級だと思いますけどね
コメント
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