昨日東海地方も梅雨入りしたとか。今朝は風がとても冷たい・・・。窓を開けて寝たら風邪を引くところでした。湿度が70%を超えてくると流石に梅雨だな~と思いますね。
嫌な季節の到来です。でも、農作物にとってはこれが恵みの雨ですから・・・。
さて、琵琶湖の話題です。知っている人はすでにご存知でしょう。
以下は記事からの引用です。
琵琶湖の外来魚駆除のため、滋賀県は今月から電気ショックで気絶させて捕獲する「電気ショッカーボート」を導入、7日、大津市の大津港で駆除作業の様子を報道陣に公開した。
産卵期を迎え、卵を守るために浅い場所にいるブラックバス(オオクチバス)を一網打尽にする作戦で、わずか15分で40匹が捕獲された。駆除した魚は粉砕し、肥料の原料にする。県は南湖で7月中旬頃までと、水温が下がり始める秋に作業を実施、計3・8トンの捕獲を目指すという。
北米原産のブラックバス(体長40~60センチ)は1974年、琵琶湖で初めて確認され、80年代に急増。固有種のニゴロブナなどを大量に食べるうえ、親が卵を守る習性があり、駆除しないと増える一方という。
導入した同ボートは米国で、大型魚の調査目的で開発された。先端に2メートル離して取り付けた鳥籠状の電極2基を水中に垂らして1000~500ボルトの電圧をかけ、電気ショックで魚を気絶させて網ですくい取る。
有効範囲はボートの進行方向の幅3メートル、深さ2メートル程度で、電流が体内を流れる〈距離〉が長い大型魚ほど効果が高い。魚は気絶するだけで、しばらくすると回復するため、在来魚に影響はないという。
この日、県職員らがボートをゆっくり進めながら電極間に電流を流すと、ブラックバスは次々と、湖面に浮かんだり水中でひっくり返ったりした。職員らは網でブラックバスやブルーギルだけを選んですくい取り、50センチほどの大物の“水揚げ”もあった。
県の担当者は「もりや刺し網なども試したが、このボートだと1度に100キロ捕獲でき、最も効果的だ。琵琶湖の生態系回復に役立てたい」と話した。(矢野彰)
(2012年6月8日19時23分 読売新聞)より。
だそうです。在来種にとっては迷惑な話ですが・・・。苦肉の策なんでしょうね、きっと。
ところで、ブラックバスとかブルーギルは食べられるのかと云う素朴な疑問がわきましたので検索しました。
ブラックバスは元々は食用に輸入された魚ですよ・・・既知な話ですが。
それで、どうやら美味しいらしいですよ。ただ、皮のヌメリがきついようでそのあたりをどのように調理するかのようです。
スズキに似た白身だそうですよ。海の資源が枯渇して来ている今日この頃です。
もしかすると、ブラックバスが多少は解決に繋がるかも知れませんね。
ムニエルとかにしたら美味しいのかなぁ・・・?
さて、ブルーギルに関してですが、こちらは驚きました・・・
。
この魚・・どうやら天皇陛下も関わっておられるようで・・・調べてみて下さい。
ただ逆に考えれば、先見の目を持っておられたのでは?
ブルーギル・・・厄介者が解決策になる可能性もあります。
原産国では、しっかり食用で普通に食べられているようです。ただ、ブラックバスと同じで皮に問題があるようですが・・・。バター料理には最高だそうです。
海洋資源も獲り過ぎが問題で、数年間量を減らせば(日本だけの問題ではないですが・・・)、自然に元に戻ると
は妄想します。問題はその間です。
ただ、今の流通形態では、たとえ流通しても庶民は高くて買えない可能性が大ですね。
皮肉にも純国産の食材になりますからね・・・。
電気ショックから話がかなり飛んでしまいました・・・いつもの事か
。
しかし、海洋資源の枯渇問題は妄想の話では無い事も事実ですよ。
追記・・・ブルーギルに関しては、かなり前から料理として定着しているようです。
スーパーには並ばない食材のようですが、見たこと無いので・・・。
勉強不足ですみません・・・
。本まで出版されています。
知っている人のみぞ知る話題だったのでしょうか・・・。
皆さんもブルーギルに関して調べて見てください。先駆者の方々が沢山見えます。