ゴエモンのつぶやき

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全国大会出場懸け障害者熱戦‎

2010年05月10日 00時51分16秒 | 障害者の自立
 キラリンピック(山口県障害者スポーツ大会)と全国障害者スポーツ大会派遣選手選考会が9日、山口市維新公園の県スポーツ文化センターなどであった。県と県障害者スポーツ協会の主催で、今年で10回目。卓球やアーチェリー、水泳など6競技に約360人が参加して熱戦を繰り広げた。

 同センターであった卓球の選考会には男女39人が参加し、予選リーグをへて決勝トーナメントで順位を決めた。男子は身体障害者と知的障害者に分かれ、白熱したラリーを展開した。

 選考会で成績が上位だった選手が、10月に千葉県である全国障害者スポーツ大会に出場する。

中国新聞

元競輪選手・多以良さん、障害者大会に出場 落車→全身マヒから回復 /静岡

2010年05月10日 00時49分02秒 | 障害者の自立
 ◇伊豆・日本障害者自転車競技大会に出場 1キロタイムトライアル、クラス1位「また走りたい」
 ◇来年の大会目指す「すがすがしい気分」
 落車事故で全身まひになったが、リハビリで作り始めたパンが「天使のパン」と呼ばれるようになった元競輪選手が8日、伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開かれた自転車競技に出場した。事故からほぼ5年ぶりのレース。左足に障害は残るが、出場したクラスでトップの成績でも「タイムは不本意。また走りたい」とさらなる飛躍を誓った。

 神奈川県鎌倉市の多以良泉己(たいらみずき)さん(35)で、社会に感動を与えた市民をたたえる「シチズン・オブ・ザ・イヤー」(09年度)を受けた。競輪選手だった05年8月レースで落車して、高次脳機能障害で全身まひになった。しかし、妻の宇佐美総子(ふさこ)さん(39)と二人三脚のリハビリで奇跡的に回復。メッセージを添えてネットで売るパンは評判だ。

 自転車の練習を始めたのは1月から。自宅で自転車練習用のローラーこぎに毎日20分ほど取り組んできた。北京パラリンピック金メダリストで競輪の先輩の石井雅史さん(37)から勧められて出場を決断。レース車の後輪(ディスク)は石井さんから借りた。出場したのは、日本障害者自転車競技大会の1キロタイムトライアル。1周400メートル、最大傾斜31・8度のバンク(競技場)を2周半回った。

 障害程度による5段階のクラス分けでは軽い方から2番目のC4で、出場した3人のうちトップの1分22秒284だった。脳と左足は障害が残り、今も歩くのにつえが必要だが、「右足でペダルを勢いよく回した。1周目でばてたが、気分はすがすがしい。ゼロからスタート」と来年の大会を目指す。総子さんは「競輪ではないが、バンクに戻れたことがうれしい」と話した。

毎日新聞 2010年5月9日 地方版


ゴルフ:視覚障害者国際親善大会 「一緒にプレーを」一般参加30人募集 /福岡

2010年05月10日 00時47分08秒 | 障害者の自立
 NPO九州視覚障害ゴルファーズ協会(VIG九州、田川市)は、24日に宗像市の福岡国際カントリークラブで開く「視覚障害者ゴルフ国際親善大会」の一般参加者30人を募集している。VIG九州は「一緒にプレーし、視覚障害者スポーツを理解してほしい」と話す。14日締め切り。

 大会は視覚障害者の積極的な社会参加を促すことなどが目的。4回目の今回は地元をはじめ、熊本、宮崎、東京、京都、大阪、長野の都府県から19組、韓国から3組が参加。ガイドキャディーと二人三脚でプレーする。

 ガイドキャディーはティーグラウンドで視覚障害者に距離、方向やコースレイアウトなど状況を伝える。ティーアップしたボールにクラブフェースを合わせて方向を定め、声掛け後、スイングする。

 参加費1万円(昼食費などを含む)。問い合わせはVIG九州の楠原宏和さん(0949・32・4185)。

毎日新聞 2010年5月9日 地方版

肥料づくりで就労支援  身延に障害者の作業所開設  中央市の福祉法人 20人受け入れへ 

2010年05月10日 00時43分50秒 | 障害者の自立

 社会福祉法人「ひとふさの葡萄」(中央市山之神、三尾馨理事長)は、身延町大島に障害者就労支援施設「アグリーブみのぶ」を開設した。魚肉エキスを使用した液体肥料を主に製造する。県によると、県内ではパンなどの食品や工芸品を作る障害者就労支援施設が多く、肥料を製造する同施設は初めてという。
 施設はJAふじかわの茶の加工工場を改修して整備。延べ床面積は316平方メートルで、肥料を製造する生産スペースのほか、廃油を使ったろうそく作りなどを行う作業部屋も設けている。定員は20人で、18歳以上の障害者手帳所持者を受け入れる。
 施設では魚肉エキスに酵母と水を混ぜ、1年かけて発酵させた液体肥料「友果」を製造する。同法人によると、同肥料はアミノ酸と核酸を豊富に含み、農作物の作柄の安定や味など品質向上に効果があるという。県内をはじめ、静岡県や長野県に出荷する予定。
 県障害福祉課によると、肥料のような専用の設備が必要で、高額な費用がかかる製品を扱う障害者就労支援施設はなかったという。同課は「新たなビジネスモデルの可能性を秘めている」と成果に期待している。
 同法人は将来的に施設での農作物の生産も視野に入れていて、「農業を主体とした施設の運営を進め、収益確保を目指したい」と話している。問い合わせはアグリーブみのぶ、電話0556(62)6180。

47NEWS

耳・鼻・のど 聴覚障害:5 情報編 補聴器選び、相談医を活用して

2010年05月10日 00時41分41秒 | 障害者の自立
 厚生労働省の2006年の調査では、両耳がまったく聞こえないなどの聴覚障害者は18歳以上で全国に約28万人いる。「患者を生きる 聴覚障害」で紹介した茗渓学園中学・高校(茨城県つくば市)の非常勤講師、柴谷晋さん(34)のような軽・中等度の難聴者を含めると、日常生活に支障を感じている人は600万人以上いるとも言われている。

 後天的なタイプでは老人性難聴が多く、突発性難聴や騒音性難聴もある。耳が聞こえにくくなると、人との接触を避けてひきこもる人が少なくない。家庭内でも孤立しがちだ。

 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会(全難聴)は、耳が不自由なことを示す「耳マーク」を考案した。マークに「筆記してください」と書き添え、首からぶら下げるカードもつくっている。「見て無視する人はほとんどいない。これだけでもだいぶ違うはず」と、全難聴の佐野昇(さののぼる)常務理事はいう。

 ただ、自分自身が障害を受け入れられなければ、カードを示すことも難しい。

 厚労省の06年の調査によると、聴覚障害者のコミュニケーション手段(複数回答可)は「補聴器や人工内耳」とした人が69.2%と最も多く、「筆談・要約筆記」が30.2%、「手話・手話通訳」は18.9%だった。

 一定程度以上の音量でないと聞き取れない場合(聞こえる側で、平均聴力40デシベル以上)は、補聴器が必要といわれる。

 いまはデジタル式が主流。音を拡大するだけのアナログ式と違い、雑音を処理して会話が聞き取りやすくなっている。だが、以前とまったく同じに聞こえるわけではない。

 補聴器は価格が高いタイプで数十万円することもあるが、聴力の回復が見込めたり、障害の程度が軽かったりすれば必要ない。日本耳鼻咽喉(いんこう)科学会は、症状や使用目的に応じた補聴器選びを助言する「補聴器相談医」の資格を認定している。全国に約4千人いる。

 この相談医や、病院の補聴器外来で診察を受ければ、安心して補聴器が選べる。

 「医師は補聴器のどういう機能が必要か、要らないかも助言できます。賢い消費者になるためにも、医師に相談してください」と、帝京大病院(東京都板橋区)の小寺一興(こでらかずおき)主任教授(耳鼻咽喉科)はいう。

 同学会は今年夏までに、補聴器相談医の勤務先などをホームページで公表する予定だ。

朝日新聞