2020年東京五輪・パラリンピックに向けて全国から有望選手を発掘する国の「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト」のパラ競技測定会が8月13日に京都市左京区の市障害者スポーツセンターで行われる。京都府はパラ2競技の強化拠点でもあり、京都府体育協会が測定会への参加を呼びかけている。
同プロジェクトは短期強化が可能な五輪7競技、パラ5競技を対象とし、他競技からの転向を含め、地域で埋もれている人材を育成する試み。日本体協が事業主体となり、6月9日から募集を始めたが、参加希望者が想定を下回り、締め切りの期限を当初の7月6日から同13日まで1週間延ばした。
パラの測定会は京都を含め全国5カ所で行われる。対象年齢は中学生年代~30歳代と幅広く、府が強化拠点となるパワーリフティングと車いすフェンシングのほかボッチャ、水泳、自転車の計5競技で実施する。11月に東京で中央合宿があり、合格者は各競技の強化拠点で一線のコーチから指導を受ける。
エントリーは同プロジェクトのホームページからできる。府体協は「京都は障害者スポーツの中心として国からも期待されている。多くの人に挑戦してほしい」としている。
ジャパン・ライジング・スター・プロジェクトへの参加を呼びかける府体協の担当者
2017年07月05日 京都新聞