ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

広野・施設再訪音楽で交流 高崎市のサークル

2017年07月07日 03時08分22秒 | 障害者の自立

 東京電力福島第1原発事故に伴い福島県富岡町から避難し、同じ双葉郡の広野町で再開した障害者支援施設「光洋愛成園」で、群馬県高崎市の愛好家団体、高崎アコーディオンサークルの演奏会があった。施設が同市に避難中、計12回慰問してくれたメンバーと再会した利用者は、共に歌って踊り交流を楽しんだ。
 訪れたのはメンバー21人。知的障害のある施設入所者や系列のグループホーム入居者ら20~70代の約70人を前に、童謡など親しみやすい約15曲を演奏した。
 「高校三年生」「好きになった人」など懐かしい曲が始まると、前に出て踊りだす利用者も。サークルの光山政一さん(74)は「福島で施設再開後は初の訪問。見知った顔もあり、元気でやっているのを見られて良かった」と話した。
 施設は高崎市の国立重度知的障害者総合施設に約5年間避難。広野町に建物を再建し、昨年4月に帰還した。施設長の寺島利文さん(63)は「ずっと忘れずに心配してもらい、本当にありがたい」と感謝した。

サークルメンバーによるアコーディオンの演奏で踊る利用者ら=福島県広野町の光洋愛成園

2017年07月05日   河北新報

 


障がいのある生徒が世界レベルのバスケットボール選手と 本格的にバスケットを練習、ミニゲームにも参加

2017年07月07日 03時00分11秒 | 障害者の自立

川崎市立中央支援学校分教室 親の会はちみつと共催でバスケット教室を開催

 首都圏の私鉄各社の鉄道車両整備と点検を行う堀江車輌電装株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:堀江泰、 03-5213-4728、以下堀江車輌電装)は、6月25日(日)に開催された、川崎市立中央支援学校の在学生・卒業生を対象にしたバスケットボール教室「川崎市立中央支援学校分教室 親の会はちみつ主催 バスケットボール教室」に、運営協力しました。協力団体の支援を依頼したほか、当日のプログラム内容の検討、実施サポートなどを行いました。

 バスケットボール教室では、ドリブル・パスの練習、シュート競争、ミニゲームなど本格的な練習を実施しました。同教室の在学生・卒業生29人が参加し、選手と一緒にプレーして汗を流しました。同教室は、「世界レベルの選手とバスケットをしよう!」をテーマに掲げました。はじめてバスケットボールに触れる参加者だからこそ技術力の高い選手に教えてもらうことが重要であると考え、知的障がい者バスケット全日本チームのコーチや横浜のバスケットボールクラブチームのコーチの協力で実現しました。

   参加者からは、「世界レベルの選手とバスケットができて貴重な体験だった」「選手やコーチの教え方が分かりやすかった」という声が上がりました。見学者からは、「子どもたちがあんなに楽しそうに運動をする姿を初めて見た」「子どもたちの表情を見ていたら私もやりたくなってきた」という感想がありました。 日本FID(知的障害者)バスケットボール連盟スタッフの小川直樹氏は、「障がいのあるお子さんでも、本格的な練習を体験することで、それができてもできなくても、『やってみよう!』という一歩になる。今日はそんな一日になったと思います。」とコメントしました。

 この取り組みは、堀江車輌電装の障がい者支援事業部による障がい者支援の一環となります。当社の障がい者支援事業部は、スポーツを通じてルールや協調性を学び、障がい者を含めた全てのひとが共に成長できる環境づくりを目指しています。障がい者支援の取り組みを行う団体や特別支援学校をはじめとする教育機関との連携を広げ、スポーツをキーワードにした体験教室や講演、研修を今後も展開していく予定です。  


<イベント実施概要> 
イベント名:川崎市立中央支援学校分教室 親の会はちみつ主催 バスケットボール教室

2017/07/06    宮崎日日新聞


必要なのはパーリ―との融合!?―福祉業界でも「楽しい」はつくれる

2017年07月07日 02時29分03秒 | 障害者の自立

みなさんは、介護や福祉の業界についてどのようなイメージを持っていますか?
なんだかあまり触れてはいけないようなテーマなような気もする、介護職の「3K」に人手不足、自分には関係の無い話だ…

 果たして、本当にそうなんでしょうか?実はみんな知らないだけなんじゃ?

 そんな疑問に答えるべく、登場したのはこちらのファンキーなお兄さん、NPO法人Ubdobe代表理事・岡勇樹さん。

医療福祉とエンターテイメントを融合させ、福祉に関心のない若者へ呼びかけるイベントや業界のブランディングを図るデザイン・プロデュース事業を担っています。

 そこには、医療福祉とエンターテイメントが共存する知られざる世界がありました。きっとあなたの見方も変わるはず…

  福祉職はクリエイティブディレクター

 ー医療福祉業界に旋風を巻き起こすUbdobeですが、岡さんは業界や介護・ヘルパー職をどのように捉えて活動しているんでしょうか。

 逆に質問してもいいですか?今日ってなんでオムライス頼んだんですか?
(※本記事はランチを食べながらの取材)

 ーえーと…特に理由はないですが、最近食べてなかったし美味しそうだったから…。

 なるほど。まぁ僕もそんな感じなんですけど、普通あまり考えないじゃないですか。あ、うまそー、今日はカレーじゃなくて久々にオムライスにしてみよう、くらいの感じで。その選択をできる状態の人と、全くできない状態の人がいて。オムライス食べたいとずっと思ってるのに、毎日カレーしか出てこないのだと嫌じゃないですか。

 ーはい。

 例えばだけど、その人がどうやったらオムライスを食べれるようになるかを考えてその状態を作るのがヘルパーの仕事なんですよ。本当は食べたいものがあるけど、噛む力が弱い、スプーンを持つ力がない、そもそも発語できないから食べたいものを伝えられない、というように自分がこうしたいって考えた先に立ちはだかるのが障害だと思ってます。って考えた時に、まずはその人が今日はこれが食べたいって気持ちにさせる努力をしなきゃいけない。毎日同じものを食べててそれが当たり前だと思ってる人には「本当にそれでいいの?あれもこれもあるよ」って他の選択肢を提示しないと。

 それで食べたいってなったら、そこに向かってどうやって進んでいくかをプロデュースする。その人のやりたいこと、人生や生活をトータルでディレクションする、もちろんご本人と一緒に。言わばクリエイティブディレクターのような仕事だと思っていますね。

2017.07.05    SOCIAL


数字に食い違い 県精神保健福祉会連合会決算、静岡市が調査へ

2017年07月07日 02時24分02秒 | 障害者の自立

 静岡市から事業委託を受け、駿河区で精神障害者地域生活支援センターを運営する公益社団法人県精神保健福祉会連合会(葵区)の収支決算書に不自然な点があるとして、市が調査に乗り出すことが5日、分かった。同日開かれた市議会6月定例会厚生委員会で松谷清氏(緑の党)の指摘に答えた。
 連合会が市に提出した決算書と総会で示した決算の数字に食い違いがある上、決算書の数字が千円単位になっている―などの指摘に対し、市は「そもそも一円単位であるはずの決算の数字が千円単位になっているのは不自然」とし、過去5年間の決算と事業内容について調査を進める考えを示した。指摘まで書類の不備に気付かなかった点については「チェックが甘かった」と責任を認めた。
 市は2006年度から連合会に事業を委託している。16年度の委託金は約3400万円。年度ごとに入札形式の見積もり合わせを行っているが、連合会以外の応募は一度もないという。
 連合会の事務局長は静岡新聞社の取材に「総会の決算は5月末に示すが、市に決算書を提出するのは4月。その間のずれがあるのかもしれない。早急に事実関係を確認したい」と説明した。
 市内には精神障害者地域生活支援センターが各区に1カ所ずつあり、葵区は指定管理で運営し、駿河、清水両区では民間に事業委託している。

(2017/7/6 07:40)  @S[アットエス] by 静岡新聞


別府の有松さん3位 国際歯科衛生士連盟表彰で日本人初

2017年07月07日 02時09分08秒 | 障害者の自立

 恵まれない子どもたちの口腔(こうくう)保健の向上を目指し、国際歯科衛生士連盟が表彰する2016年度ソーシャルレスポンシビリティーアワード(社会的責任賞)で、長年ベトナムで支援活動を続ける大分県歯科衛生士会長の有松ひとみさん(57)=別府市=が3位に入った。同連盟が設ける各賞の中で日本人が選ばれるのは初めて。イタリアである国際学会(6、7日)で活動内容を発表する。「県歯科衛生士会の会員が支えてくれたおかげ。さまざまな国でも同様の活動が広まるきっかけとなれば」と話している。

 有松さんは日本歯科ボランティア機構での活動をきっかけに、2004年から毎年、歯科医師の夫と共にベトナムの障害者施設などを回り、子どもたちの口腔ケアに当たっている。同賞では、13年間の活動から気付いたことをまとめた論文が評価された。
 近年、著しい経済成長を遂げるベトナムは食生活が変化。野菜中心だった以前とは異なり、ファストフードが好まれるようになり、肥満傾向の子どもが増え始めている。たばこの文化も根強く、男性の喫煙率は依然高い。こうした状況を打開しようと、子どもたちには手作りの紙芝居を使ってベトナム語で口腔ケアの大切さを呼び掛け、健康意識の向上も促している。「子どものうちから治療というより予防の教育を広めていくことが大事」と訴える。
 アメリカやカナダ、北欧での歯科検診率は80~90%で、歯科衛生士の存在意義は大きいという。比較すると国内の受診率はまだ低く、「今回の発表を国内での歯科衛生士の地位向上につなげたい」としている。
 ベトナムには今年も9月に訪問する予定で、「関わった以上、体力と気力が続く限り足を運びたい。志ある歯科衛生士が引き継いで活動できる仕組みづくりも考えていきたい」と力を込めた。

国際歯科衛生士連盟のソーシャルレスポンシビリティーアワードで、ベトナムでの活動内容を表彰され、国際学会で発表する有松ひとみさん

国際歯科衛生士連盟のソーシャルレスポンシビリティーアワードで、ベトナムでの活動内容を表彰され、国際学会で発表する有松ひとみさん

※この記事は、7月5日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。