ゴエモンのつぶやき

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デフリンピック、トルコで開幕へ 18日から、鈴木長官も視察

2017年07月18日 02時20分28秒 | 障害者の自立

 聴覚障害者による総合スポーツ大会、第23回夏季デフリンピックは18日、トルコのサムスンで開幕する。国際ろう者スポーツ委員会が主催し、13日間で21競技を実施。日本からは11競技に男子74選手、女子34選手の合計108選手が参加する。

 夏季、冬季大会ともに4年に1度の開催。ただ、大会の知名度は低く、近年の内閣府調査では、パラリンピックの認知度は94%だったのに対して、デフリンピックは2・8%だった。

 今回初めて壮行会が行われ、トルコに視察に行く予定のスポーツ庁の鈴木大地長官は「生涯にわたり、心身ともに文化的で健康なスポーツ立国を実現させたい」と訴え掛けた。

 

デフリンピックの壮行会で日本選手団らと写真に納まるスポーツ庁の鈴木長官(前列左端)

共同通信社    2017年7月16日

 


自閉症の矢冨さん 仲間と笑顔で完走 トライアスロン

2017年07月18日 02時03分16秒 | 障害者の自立

 16日開催された「全日本トライアスロン皆生大会」で、リレーの部にランで出場した知的障害を伴う自閉症の矢冨竜さん(29)=境港市渡町=が、仲間と笑顔でフィニッシュテープを切った。「障害者も頑張れることを多くの人に知ってほしい」。完走後、まだまだ走り続ける決意を新たにした矢冨さんの挑戦に“リタイア”はない。

 皆生大会は2015年に続き2度目の出場。スイム担当の足川栄一さん(42)=米子市彦名町、バイク担当の高津芳治さん(55)=境港市渡町=と「チーム・スキヤキ」を結成した。チーム名は、それぞれが持ち味を出し、みんなでレースを楽しむという思いを込めた。

 07年に県立米子養護学校(米子市蚊屋)を卒業後、体調管理のためランニングを開始。同年秋に出場した「第1回全日本チャレンジドアクアスロン皆生大会」で走りがトライアスロン関係者の目に留まり、「フルマラソンを目指さないか」と声を掛けられた。

 本格的なトレーニングを始め、高津さんらトライアスロン仲間と練習に励んだ。翌年、初挑戦の鳥取マラソンで完走。「次の目標はトライアスロン」と初めて自分で目標を決め、通い始めたスイミングクラブで足川さんと知り合った。

 「仲間の応援が楽しみ」と迎えた皆生大会。「楽しんで走ってこい」と足川さん、高津さんに送り出された矢冨さんは、沿道に駆け付けた多くの仲間の声援を受けて力走した。

 午後6時半すぎ、競技場に姿を現した矢冨さんは、駆け寄ったチームの仲間や両親と一緒にフィニッシャーズゲートをくぐった。矢冨さんは「たくさんの応援もあって最後まで諦めずに走ることができた。苦しかったけど楽しかった」。最高の仲間たちとレースを締めくくった。

リレーの仲間や家族と一緒にフィニッシュする矢冨さん(中央)

2017年7月17日   日本海新聞

 


IT機器も活用! 脳卒中の後遺症「タイプ別」リハビリ

2017年07月18日 01時57分49秒 | 障害者の自立

 脳卒中後には後遺症として、言葉が不自由になる言語障害や、食べることが難しくなる嚥下障害が起こることがある。嚥下(えんげ)障害は、高齢者に多い誤嚥性肺炎の原因だ。IT機器を活用する訓練や新しい栄養補給法が登場している。

 脳卒中は一命をとりとめたとしても、言葉が話せない、人の言葉が理解できないという言語障害や、食べ物をうまくのみ込めない嚥下障害が残ることがある。リハビリテーション(リハビリ)は発症からできるだけ早期に開始すれば、機能を回復できる可能性が高い。

 まず脳神経外科医やリハビリテーション医がMRI(磁気共鳴断層撮影)画像や患者の状態を観察し、脳の障害された部位や程度を診断する。脳卒中の発症から2週間程度は脳内にむくみやさまざまな変化が起こって脳機能が低下し、症状も強く表れるので、慎重に病状を見極める必要がある。

 リハビリテーション医の指示により言語聴覚士が訓練をおこなう。

 東京都在住の木村義之さん(仮名・67歳)は脳梗塞を発症後、ふつうに話すことができなくなり、言語障害の一つである失語症と診断された。

 NTT東日本関東病院リハビリテーション科部長の稲川利光医師はこう語る。

「言語障害には、ろれつが回らない『運動性発話障害』と、話す、聞く、読む、書く、計算することに困難をきたす『失語症』があります。ほとんどの人は大脳の左側に言語を司る言語領域があり、ここが障害されると失語症になります」

 運動性発話障害は、相手の話を理解することは問題がないが、唇、舌、声帯などの発声発語器官が麻痺などによって動きが悪くなる。

 しかし失語症は、言葉を理解したり、イメージを言葉にしたりする過程で障害が起こる。

 失語症の中にもさまざまなタイプがある。ブローカ失語(運動性失語)は相手の話は理解できるが流暢に話すことが難しい。ウェルニッケ失語(感覚性失語)は言葉を理解することが難しく、話すことはできるが言い間違いが多い、同じ言葉や意味不明な言葉を繰り返す。二つのタイプが混合することもある。タイプに応じたリハビリが必要だ。

 失語症の診断には「標準失語症検査」が用いられる。「話す、聞く、読む、書く、計算」の能力がどの程度障害されているかを、単語、短文、状況説明など26項目で評価し、定期的に検査を繰り返し、リハビリの効果をみる。

 木村さんはブローカ失語で、話は理解できているがうまく話せなかった。家族にまで「頭がおかしくなった」と誤解され、ひどく落ち込んだという。

 訓練では絵カードや現物と漢字を合わせる、単語を文章にできるように助詞の使い方を学ぶなどがある。また、残存する能力を活用して、絵やジェスチャーなどでコミュニケーションを図ることがある。

 木村さんは、言語聴覚士との訓練や「失語症友の会」でグループワークを重ねるうちに、ジェスチャーまじりの会話ができるまでになり、明るさを取り戻した。

「失語症の改善には人と関わることがとても大切です。言葉が不自由でも生活していけるように、家族や周囲の人が失語症を理解し、援助の手をさしのべることが不可欠です」(稲川医師)

 一方、運動性発話障害は発声発語器官だけの障害なので、話そうとすると声の高さや大きさが単調になる、子音が不明瞭で聞き取りにくいなどの状態だ。

 言語聴覚士による訓練は、

【1】姿勢を整え肩や首の力を抜き、口や顔の体操をして声を出す練習をする
【2】五十音、単語、文章などで発音を練習する

 などがある。発音の練習には言葉を句切りながら話すフレージング法、単語などのまとまりごとに手や足で机や床をたたくタッピング法などがある。

 話す訓練をする一方で、意思疎通を補助する「拡大代替コミュニケーション(AAC)」がある。文字盤やコミュニケーションノートを活用する方法だ。最近ではパソコンやスマホの画面を指さす方法や、言葉を入力してボタンを押すと言葉が音声として再生されるアプリも利用されている。

 脳卒中の後に嚥下障害を起こすこともある。食べ物を口に運び、咀嚼(そしゃく)して咽頭(いんとう)から食道、胃まで送り込む一連の動作が困難になる障害だ。国立国際医療研究センター病院リハビリテーション科医長の藤谷順子医師はこう語る。

「脳卒中の発症直後には半数以上の患者に嚥下障害がみられますが、脳卒中の部位によって早くよくなる場合と長引く場合があります。飲食物が気管から肺に入る誤嚥は命に関わることもあるので、病状を見極め、適切なリハビリを早期からおこなうことが重要です」

 初めて脳卒中で片麻痺になった患者は早い段階で嚥下障害が改善する場合が多い。意識がはっきりしていれば3ミリリットルの水を3回飲む水飲みテストやゼリーを食べるフードテストをおこない、問題がなければ直接訓練をおこなう。からだを少し後ろに傾け顎を引いた姿勢などで、少量ずつのみ込む訓練をしていく。障害の程度によりゼリー、とろみ水、ペーストなど段階的に普通食に近づける。

 一方、長引くと予想できるのは三つのタイプがある。

 一つ目は脳幹にある嚥下中枢の部分がちょうど障害された場合だ。手足の麻痺はなく、嚥下だけが困難で重度になるケースもある。

 二つ目は脳幹が広範囲に障害された場合で、意識障害を伴い人工呼吸器や気管切開に至ることもある。このタイプは重い嚥下障害が残ることが多い。

 三つ目は脳卒中が再発して1度目とは反対側の脳が障害された場合だ。唇や舌の動きも悪く、のみ込みも不良である。

 このような患者にはまずは呼吸、発声や発音の練習、舌や唇の体操など「間接訓練」といわれる嚥下に関わる器官の運動をおこないつつ、直接的なのみ込み訓練に移行していく。

 嚥下障害がやや長引くが回復が見込まれる患者には、チューブを口から食道まで入れて栄養を注入し、注入後はチューブを引き抜く方法がある。

「経鼻胃管を留置することや胃ろうを作る不利益がなく、チューブをのみ込むと嚥下反射が起こるのでそれ自体が嚥下リハビリになります。意識がはっきりしていて手足の麻痺が軽い患者に適しています」(藤谷医師)

 手術をおこなう場合もある。食道の入り口を少し切って緩める手術だ。手術とリハビリで食べられるようになる患者もいる。

「手術が有効な病態かどうかは主治医を通して専門医とご相談ください。手術後もリハビリが必要なこと、元の機能に戻るわけではないこと、気管切開や合併症についてもよく理解した上で、手術に臨む必要があります」(同)

週刊朝日    2017年7月21日号


働けなくても安心って本当? - 就業不能保険を詳しく解説

2017年07月18日 01時47分45秒 | 障害者の自立

実は公的保障である程度カバーできる!

病気や怪我でいざ働けなくなったときに、お給料を保障してくれるという就業不能保険。収入がなくなったら家計が大変になる子育て世代に注目を浴びている保険ですが、どんな内容でどんな人が加入すると役に立つのか、詳しく内容を見てみましょう。

病気や怪我で働けなくなったときに給料を保障する
「就業不能保険」とは? (画像はイメージ)

働けなくなったときの公的保障はどうなっている?

病気や怪我で働けなくなったときには、公的な健康保険制度である程度カバーできることはご存知でしょうか? 会社員は、健康保険制度から傷病手当金がもらえるので、働けなくなった場合もある程度の収入は保障されます。

傷病手当金は、病気や怪我で働けなくなった場合に、最長1年6カ月にわたって収入の3分の2が支給されることになっています。つまり、いざというときにも働けなくなったからといってすぐに無収入になるわけではありません。

また、病気や怪我で障害を負ってしまった場合には、障害の程度によって公的年金制度から障害年金が受給できるケースもあります。障害年金は、厚生年金加入者の場合、障害厚生年金が1級から3級まであり、もっとも重度の障害状態の1級と認定された場合、それまでのお給料から算出された厚生年金額の1.25倍の障害厚生年金が受け取れます。さらに障害基礎年金が年97万4,125円(平成29年度価格)受け取れることになっています。それに加えて18歳未満の子供がいる場合には、障害基礎年金に子供の加算、配偶者がいる場合には障害厚生年金に配偶者の加算がそれぞれ上乗せされます。

このように、万が一病気や怪我で働けなくなっても、ある程度は公的保障で確保できるようになっています。

ただし、傷病手当金は会社員のみの特権なので、自営業者など国民健康保険加入者の場合には、傷病手当金はもらえません。また、所定の障害状態になった場合でも公的年金からの支給も障害基礎年金(子供がいる場合にはプラス子の加算)のみとなります。

最近よく聞く就業不能保険は、どんな保険?

生命保険会社の就業不能保険は、このような長期にわたって働けなくなったときに備える保険です。入院や在宅療養などが必要で働けない状態が一定期間以上継続した場合に、給付金が毎月もらえるというのが基本的な仕組みです。損害保険会社の所得補償保険も基本的な仕組みは同じ商品です。

病気や怪我などで働けなくなったらすぐに給付金が受け取れるようになるわけではなく、60日、180日など免責期間があり、その期間は給付が受けられません。また、給付月額は収入に応じた各保険会社規定の範囲内で金額を設定することになっています。保険期間は65歳、70歳など、一定年齢に達すると満期を迎える定期保険が主流です。

給付の条件は、各保険会社によって様々です。入院や在宅療養が必要と認められた場合といっても、中にはがんや脳卒中など原因となる病気を細かく指定されているものもあります。また、精神疾患による場合や妊娠・出産に伴う就業不能状態は一部の保険会社を除き保障しないケースがほとんどです。ですから、就業不能保険に加入するときには、どんな状態になったときに給付を受けられるのかしっかりチェックすることが大切です。

それに加え、いつまで受け取れるのかということも重要なチェック項目です。就業不能状態が続く限り保険期間が終了するまで給付が受けられるタイプと、上限額(上限期間)が決まっているタイプがあります。万が一の場合でも子供が大学を出るまでは保障が必要と考えるなら、必要な年齢まで保障が受けられるタイプが安心でしょう。

 会社員でも入っておいた方が安心なの?

前述したように会社員の場合には、最低1年6カ月はお給料の3分の2程度の収入は傷病手当金で保障されているので、それ以上の長期にわたる就業不能状態が続かなければ、就業不能保険は必要ないということになります。1年半以上の長期にわたって働けない状態というのは、かなりの重度の状態が予想され、そうしたケースでは障害年金が受け取れる場合も少なくないと考えられます。ですから、これらの公的保障でカバーされている額以上の保障を万が一のために確保しておきたいと考えるなら、検討してみるといいでしょう。ただし、基本的に掛け捨ての保険なので、必要コストとして割り切れる保険料負担なのかということも併せて考えてみる必要があります。

一方、自営業者などの場合は、公的な保障が十分ではないので、このような保険でいざというときの収入を確保する方法としては有効です。特に個人事業主などで本人が病気や怪我で働けなくなると、即収入が途絶えてしまう可能性がある人は、リスクヘッジの方法のひとつとして就業不能保険が検討できます。

いずれにしても、就業不能保険のことをよく理解した上で加入することをオススメします。給付の条件はまちまちですが、働けなくなったらお給料の代わりにもらえるというイメージだけで安易に加入するのはよくありません。特に公的保障が充実している会社員の場合は、自分が受けられる公的保障を実際に計算し、本当に必要かどうか内容を細かくチェックする必要があります。まずは各保険会社の商品を見比べながら、就業不能保険のことをきちんと理解するようにしましょう。

2017/07/17   マイナビニュース


猛暑の中、不明者の捜索活動続く

2017年07月18日 01時42分13秒 | 障害者の自立

九州北部を襲った記録的な豪雨は、12日目となった。16日も、安否不明者の捜索活動が懸命に行われている。
今回の豪雨による、福岡・大分両県の死者は、32人にのぼり、いまだ連絡が取れていない人は、10人いるという。
福岡・朝倉市では、筑後川とその支流の川を中心に、安否不明者の捜索が行われ、自衛隊や消防など、およそ2,000人が川底の様子を、棒を使って探っていた。
また、3連休中日の16日は、各地から多くのボランティアが訪れ、土砂の搬出などの作業にあたった。
朝倉市では、2017年初の猛暑日を記録している。

FNN取材団/FNN   Jul 16, 2017