今日は 私たちの結婚記念日
振り返れば 32年になる
結婚した日は 今日のように
ひどく暑い日だった
家内は帯下に
氷嚢を巻いていたそうだ
結婚当初は 気楽なもので
二人の生活が 何事もなく
永遠に続くのかなあ…
なんて 暢気に構えていた
ところがどっこい
やっぱり私らも 例外ではなく
山あり 谷ありの人生を歩んで来た
時には 喜び
時には 笑い
時には 泣き
時には 怒り
時には 嘆き
時には 哀しんだ
二人の道が
何度か途切れそうになったこともある
二人の道が
二人の力で回復したこともある
我らの家族が 二人の子らのお陰で
持ちこたえたこともある
まさしく 子は鎹(かすがい)
愛犬のお陰で
我ら夫婦の話題が途切れず
愛犬が居ることで
夫婦の関係が 破滅を避けられたこともある
愛犬こそ またとない鎹だった
もしも タイムマシンがあったなら
その剣呑な時に 舞い降りて
自分や相手を説得するかも知れぬ
もしも この先
二人に何があっても
僕は君を愛していると
30数年前の彼女に言えるだろうか
40年先も 50年先も
僕は君に恋しているだろうか
PS 2010.9.7 草稿
NHKTVドラマ…10年先も君に恋して を観て
(NHKTV 連続 火 22時~放映)