siawase no tane

しあわせの種は　いりませんか

見た目は　何の変哲もない種だけど
信じる人や　優しき人には
この種の不思議な力を　感じるでしょう

欲張り過ぎる人や　
人様を貶めたりする人には
このすてきな種は　差し上げませんよ

しあわせの種は　
あなたの愛で　やがて大きく育ち　
沢山のおいしい果実をもたらすでしょう

でも　収穫した実は　分け与えないと　
自分の取り分は　全然ありません
おいしいとこだけ　一人占めしようたって
そう　うまくことは運ばないでしょう

しあわせの種は　いりませんか

あなたと　あなたの家族と
あなたの友人と　あなたの知人のために
しあわせの種を　蒔（ま）きませんか

PS　2007．11．19　草稿

小さな幸福（しあわせ）

小さな幸福（しあわせ）が　やってきた

ぼくは　うれしくて　小躍りした

でも　しばらくして
そんな小さな幸福に　慣れっこになって
何だか　心も弾まなくなってしまった


ぼくは
大きな幸福が欲しいと思うようになった
もっと素晴らしい幸福が
やって来るはずだと考えるようになった

だけど　　
ぼくが望むようなおっきな幸福が
そんなにやすやすと訪れたりはしなかった

小さな幸福で　
満足していれば良かったのかもしれない
でもね　小さな幸福はね
直ぐにね　見えなくなっちゃうんだよね

だから　しっかりしっかり見ていないと
その小さな幸福さえも　
ぼくたちは　なくしてしまうんだよね

PS　2007.11．16　ぼくの誕生日に草稿　
今の私の小さな幸福（しあわせ）は
なんだろうか？そっと自分に問いかけてみよう(^O^)

ちちとして （バースデーポエム）

スローライフって　知ってますね

私の歩みは　ゆっくりモード

五拾六年間の今まで
忙（せわ）しく生きて来たと
思っていたが

誕生日の今日　我が人生を
改めて振り返ってみれば
思いの外　
マイペースで生きて来たと思う

そりゃ　一人前に
遮二無二　突き進んだり　
極めようとしたこともあったけどさ
結局　脇道逸れたことも多く
私の歩みは　遅々として進まず…

私の人生は　のんびりモード

五十年以上も生きてりゃ
家族にも　いろんなことがあったさ

一人の父親として
家族の一員として
精一杯に働いてきたつもりだけど
我が家族からすると
かなりへんてこりんな父さんだったかも…

ちち（おや）として
難点　いいや　何点貰えるだろうか？

次女からは　早くに封書が届き
今朝は　長女からメールが届く
それぞれに初めての職場で
新人として気を遣い　
疲れもしているだろうに
こんなカエル父さんを
気にかけてくれて　娘たちよ
本当にありがとう！

PS　2007.11.16　草稿　今日は　職場でもお祝いのランチを街中で食べました(~o~)　また　（プチ）夜勤のかみさんからは　メッセージが食卓に置いてありました　最愛のかみさんよ　これまでの三十年近く　へそ曲がりガエルとつきあってくれて本当にありがとう<(_ _)>　できたら　これからもよろしくね(^_^;)

かみあわないときは

かみ合わないときは
かみ合わないままに
そのままに　しておこう

かみ合わないときは
いろんなことしたり
どんなことしたって
なかなか前には進まない

でも　
もしかして　いつか　
かみ合うこともあるだろう
と　かすかな期待を　
抱いておくのも
悪くはないだろう…

お先真っ暗よりも
ほんのりだけでも
先に仄かな光が見えた方が
誰だって　うれしいから…

今は　かみ合わない

だから　しばらくは
そのままにしておこう

ＰＳ　2007.11．15　七五三に草稿　明日は　カエルの誕生日です　５○歳になります

夜のお散歩（もこメール）

今日の父さん　帰りが少し遅い
このごろ　ちょっとお疲れ気味ね

お母さんに
首が痛いよ　と　泣き言　いってる
　父さん　何だか　かわいそうだけど
　私にはどうしようもないわ
　私は　柴犬だから…

夕方のお散歩は
おばあちゃんちに行っただけよ
って　母さんは　父さんに話してた
　
父さんたちが　夕飯食べて
私も　ご飯を平らげて
母さんが　
夜のお散歩に出かけましょう　
って　父さんを誘ってた

そうだよ　今日は
母さんのお誕生日！

今朝　母さんが
朝の挨拶より前に言うべきよ
って　ちょっと　怒った声で
父さんに言っていた…
　何でも　お祝いの言葉を
　朝いちばんに聞きたかったようね
ぷっ　お母さんって　可愛いんだぁ！

そんなこんなで
お姉ちゃんたちにもお祝いされて
ごきげんのお母さんは
さあ　出かけましょうと
さっさと　夜の散歩の支度をしてる
私と父さんは　慌てて　玄関を出た

近所の公園で　走った　走った
父さん　母さんに追いかけられて
げほっ　ごほっ　って言うまで
気がすむまで　いっぱいに駈けたよ

帰りの道は
３つの影が　仲良く並んで
わあ　月が綺麗！って
母さんが　叫んだ
父さんも　わあ　三日月だね
って　しばらく夜空を見入ってた

父さん　今は　首が痛くないみたい…

柿の実　熟れて　涼しくなって　
月夜の散歩って　最高ね！

PS　2007.11.14　草稿　妻の誕生日に　姉や娘たちのお祝いのメールや電話があり　
韓国の留学生たちも　ケーキをプレゼントしてくれて　家内は　とてもうれしそうだった!(^^)!　おめでとう！　○○歳のお誕生日に(~o~)

縁側～お気に入りの場所

私のお気に入りの場所　
あなたは　知ってる？

それはね　
　縁側　っていうんだよ

お母さんが　いつも　
そう言っているからね
モコは　覚えちゃったんだ！

暑い時は　陽射しを避けて
涼しくなったら　風に当たり

そして　寒くなったら
縁側の日だまりにまあるくなり

春が来たら
あったかい敷布の上で
お寝んねするんだ…

いつも寝ていて　モコは良いなあ
って　父さんは　羨ましがるけれど
犬は　いぬで　
けっこう気を遣って生きているのよ

父さんには　そこのとこ
よく分かってほしいなあ

さあ　あしたは　
少し寒くなりそうだけど
天気は良さそうだから
あしたも　縁側で寝ようっと！

PS　2007.11.12　草稿　縁側で寝そべっている愛犬（柴犬）モコの姿を想像して…

枯れ葉（紅葉）

樹の葉は
春に芽吹き
花芽に栄養を送り
花を引き立てて

夏は　青葉を広げて
太陽の日を浴びる
陽射しがきつい時は
日よけにもなり
次の葉や花のために
エネルギーをためる

そして　
いよいよ　秋
樹の葉っぱは
それぞれの役目を終えて
一枚一枚奇麗に色づき
自分たちの樹を飾り
皆して　美しく山を彩る

枯れ葉なくして
紅葉なくして
四季の秋は　なし

PS　2007.11.12　草稿　カエルは　首が回らない中で　詩作をしました(^^;)　
カエルは　そろそろ安静のため秋眠します:-)　皆様も　預金は貯めても　ストレスは溜めませんように…(^_^;)　それでは(^_^)/~

サザンカ

今年も　庭に
サザンカの花が咲いた

うちの庭に咲く花は
淡いピンク色と白色だ

仕事を終えて
花を眺めると
気持ちも和らぐ

休みの日には
もっと心が和む

サザンカの花には
いろんな虫たちが
せわしく訪ねてくる

この前は
スズメバチが　
二匹もやって来た
怖かったが　
せっかく来たので
記念に写真を撮った

このサザンカは
今は亡き父が植えて育て
その後　
家内が大事に世話をしている

秋風が吹き　花も減り
何だか寂しくなる庭に
ぽわっと咲くサザンカの花が
私は　好きだ

ふたりの日なたぼっこ

今日も晴天

もう既に日は高く
縁側にも　
暖かい陽が差し込む

朝ご飯を食べ
いい心持ちになった愛犬は
日だまりできた縁側に
寝そべり　陽を浴びる

遅くに起きたぼくは
気怠（けだる）い身で
愛犬の横に寝そべる

ちょっといやがった愛犬は
仕方なく侵入者を許して
二人で仲良く　陽を受ける

ああ　こんなにも
ゆるりとしたひとときが
いつ　あっただろうか…

散歩を　前にして
ぼくたちは　しばし
縁側を占拠して寝そべる

何ものにも代え難い
このまたとない貴重な時を
秋空から降り注ぐ陽光を
全身で感じて　ぼくたちは
ファルコンのように眼を閉じる

PS　2007.11.10　草稿　

ひまわりのメッセージ

私は　ひまわり
私は　お日様が好きで
よく　お日様の方を向くことが多い

そして　お日様の陽を
体いっぱいに浴びるんだ
お日様の光って　気持ちいいねえ

お日様の陽って
いつだって　どんな時だって
元気が　むくむくと湧き立ってくるんだ

でも　だからといって
雲や雨が　きらいだなんて
これっぽっちも　思っちゃいないよ

雲さんや　雨さんのお陰で
私たちは　のんびり休めるし　
ぐんぐんと大きくもなれるんだものね

雲さん　雨さん
いつも訪ねてくれて　ありがとう!

さあ　もうしばらく
暖かいうちに　
蜂さんたちをお迎えしましょうね

そして　子ども達を
沢山育てなくちゃね

あしたも　お日様は
顔を出してくれるかな

PS　2007.11.10 草稿　昨日も晴天で　温暖でした　
明日から　気温も下がり　いよいよ晩秋に向かうようです
この詩は　マイ歩笑む「ヒマワリとミツバチの続編です」
今　画像を見れば　おかあさんも　子どもにとっては　お日様ですね