哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

カタログカタログカタログ

2008-03-16 23:19:27 | 環境問題のこと
カタログがいっぱい!!

レジ袋撤廃。レジ袋削減といったことがニュースになっている。

たしかにゴミを捨てるときに、それ自体がゴミになるし、場合によっては袋だけ捨てるときがある。地球的にはほんの小さなことではあるが、一歩一歩の積み重ねが生活習慣をも変えるような大きな動きになるかもしれない。

さて、身近なところで「アレっ」というものがある。

「商品カタログ」

商品の宣伝・普及・その価値を高める・メーカーのイメージを決める・・・などいろいろとその効果は計り知れない。ただそれがないと不便ではあるかもしれないが、なくてはならないものでもないと思う。

現代は、商品の情報などがインターネットを通じれば、あふれるほどふんだんに知ることができる。PC関連の商品のなかには取扱説明書がなく、パソコン上の電子マニュアルのみになっているものもあるくらいだ。

では、「カタログはすべてPCを参照してください。」というのも乱暴すぎる。高齢者などのPC弱者はまだまだ多いし、なにか手元に残るものがないとなんとなく心細い気がする。

カタログの存在価値はあるが、商品を販売する店舗にあふれるあのカタログの山はなんなのだ。

どうやら季節ごとに刷新されるようで、そのたびに古い残ったカタログは存在価値がないので「破棄」されるのだろうか。ゴミの山を意図的に作っているようなものだ(もったいない)。

生産作成側のメーカーもその製作にたぶん何億もの金を費やしているだろう。そのうちペイできる回収効果は、はたしてあのカタログの量にみあったものがあるのだろうか。いままでの商習慣として続いているからでは、考えが今の時代の潮流にはあっていないのではないか。

いまに「あたり前のことが、あたり前でなくなる日」が来ることがありうるのだから。消費者である自分たちももっと身近なものに常に疑問符を突きつけなければならないと思う。


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マイ箸

2008-01-18 23:54:57 | 環境問題のこと
マイ箸。買っちゃいました。

昨年から関心が高まっていた「環境問題」。
年頭のブログにもあるように、まずは「マイ箸」からスタートです。

竹製細身の一品です。箸袋つきでちょっとオシャレ。
今日の昼食(バーミヤン)で使ってみました。細身なのでちょっと持ち慣れるにはどうかなっと思いましたが、これはこれはなかなか使いやすくて、とっても満足。

店員さんが「わり箸」を置いていったけど、それには手をつけず「マイ箸」を使いました。食器を下げてもらう際、ちょっときょとんとした様子。ちょっとした事ですが、これがまず一歩です。(ちょっと優越感!!)

混み合って回りに人がいる中では、ちょっと気が引けるかもしれませんが、堂々と使っていこうと思います。(カッコいいじゃん)
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カシミヤ

2008-01-10 18:49:30 | 環境問題のこと
寒いです。(冬だから当たり前!!)

今日はヘェ~という話を聞きました。
「カシミヤ」のセーター。薄手だけど暖かいですよね。昔、「カシミヤ」というとそれだけで高級衣料のような雰囲気がありましたが、今ではもう当たり前のような存在です。この「カシミヤ」が問題だというのです。

インド北部のカシミール地方に生息するカシミヤ山羊(やぎ)の毛をセーターなどに加工したものが、いわゆる「カシミヤ」だそうです。そこに近い中国が自由経済になったことで安価に大量に生産(飼育)されるようになり、日本などの特にブランド志向の高い国々へどんどん輸出されるようになったとの事。  

羊の「ウール」と比べられますが、羊と山羊で大きな違いがあるというのです。

羊と山羊はともに草食動物ですが、山羊は草の根っこまで引きちぎりながらすべて食べてしまうそうです。もともと遊牧する動物ですから草原から草原へと移動してゆけばいいのですが、草の根も残らない元の草原だったところはどうなるか・・・砂漠になってしまうしかありません。

豊かな消費生活(地球のなかで人間だけが楽しんでいるだけの)が続く限り、この連鎖状態は続くのではないでしょうか。砂漠化によって多少なりの二酸化炭素吸収力が減り、砂漠化による気温上昇も相まって「温暖化」の一因となりうるはずです。

だからって、と思うのが現状です。どうしろっていってもどうにもならない事かもしれませんが、このような現状を少しでも頭に入れておいてもいいかなと思いました。

※写真の「やぎ」さんには何の悪意もありません。ゴメンナサイ。
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