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西武秩父線・西吾野駅に降り立つ。
近頃の「低山登山ブーム」あってさまざまな山々の情報がながれているなか、「鐘撞・鐘つき」がいつでもできる山が秩父にあるって事が目についちゃったもんだから・・・
「よ~しっ!!」とばかりに。今年一年あらゆる祈願をしようと鐘撞登山をやってみようと計略
秩父の山中にある「子の権現 天龍寺」と「竹寺 八王寺」のそれぞれ境内に鐘撞堂があって、参拝かたがた誰でも打ち鳴らす事ができるんだとか、
しかもこの二つのお寺(鐘楼)がハイキングコースでつながっているんで、足腰の鍛錬を兼ねていっぺんに巡ってみようと・・・(うまくできれば恒例行事にしてもいいかな)
名付けて「子の権現・竹寺鐘楼参拝2025 この一年を祈願して打ち鳴らしちゃおうハイキング 」
出発地はいろいろあるんですが、初めてなんでよく使われていて整備された西吾野駅から出発(初めて降ります)子の権現、竹寺、山を越えて名栗・小殿バス停まで、おおよそ4時間の行程です。
山の中にある人家もない駅に降り立ち、まずは並行しはしる国道まで、よく秩父にクルマで行くとき走る道なんである程度「ああ、ここなんだぁ…」と、
しかも子の権現登り口にある看板は「あ、知ってる知ってる」と見覚えある風景です。
国道からアスファルトの林道に入り高度を稼ぎながらトコトコと登ります。(硬いアスファルトの道ってけっこう足にくるんです)
集落がおわるころ「静乃神社」というちいさな祠がある神社があって、そこからぐぐっと山道が始まります。
きれいに整備された道で、登山というよりハイキングって感じで一歩一歩・・・これまでの経験から、息を切らさない程度に歩くペースを保ってゆっくりゆっくり
初めて登る道なんでこの先なにがあるかわかりませんし、どのくらい登るのか歩くのか見当もつかないんで、とにかく時間かけても一歩一歩足を運びます。
日差しがあるんでだんだんポッカポッカとしてきますが、時折吹く北風が身に応える道中、えっちらほっちらと高度を稼ぎつつ前へ前へ・・・
時期的に登山・ハイカーが少ないですが、ときおりすれ違う人、追い抜くたびに「コンチワァ~」とすがすがしく声を掛け合います。(気持ちいいもんです)
えっちらほっちら・・・時折聞こえる鳥の声、やさしくあたたかい日差し、樹々の中の一本道を・・・まさに森林浴・癒しの空間ってやつですよ。
一時間ほどで「子の権現」に通じるアスファルト林道に出ました。ここまでのえっちらほっちら登ってきた行程もあれば、クルマで数分で登れる行程もある・・・
「ちょっとなんだかなぁ」といつも思っちゃいますが、やはり体をいたわりつつ「山を登る」という達成感というものはなかなか味わえませんもんね・・・
いったん車道を歩き、そこからふたたび山道に入ってさらに登ります。上の方を見ると子の権現の赤いのぼりが見えてきました。
「やったぁ、子の権現到着!!」
西吾野駅からちょうど80分くらいの行程、カラダもあったまってきもちのよいハイキングとなりました。さあ「子の権現」を参拝して一つ目の鐘を打ち鳴らします。
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