哲ノート

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あくび指南 -末廣亭五月中席-

2023-05-16 22:47:00 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
5月16日は先代柳家小さん師匠の命日だそうで(21年前)、末廣亭中席昼の部主任の柳家花緑師匠からはエピソードを添えての演目「おせつ徳三郎」を聴かせていただきました。

今月2回目の寄席は新宿・末廣亭昼席から・・・平日昼間ですけど時間を追うごとに客席が埋まり、いつもの最前列で盛況のなかたっぷりと寄席芸を楽しみました。



開口一番は「松竹梅」から「反対俥」「まめや」「茄子娘」「道灌」「荒茶(初聴)」「アニバーサリー(新作)」「大師の杵(初聴)」

中入り後は「あくび指南(柳家おさん師匠)」「ミステリーな午後」「先代小さん師匠のファミリーヒストリー(?)」そしてトリは花緑師匠で「おせつ徳三郎(下)」

先代小さん師匠も苦労したおせつさんの描写とか、エピソードを交えての熱演も良かったのですが、中入り後のひさびさ聴いた「あくび指南」もよかったなぁ・・・と。

よく知られた演目で噺の筋はわかっていて、あいかわらず馬鹿バカしい噺なんですが・・・事の成り行きがわかっているからこそ、よけいにおかしいもんで・・・。

「あ~あ」とお決まりのあくびをしたら、見ている自分もつられて大きな口をいっしょに開けていました・・・。(こういう一体感もまた面白いもんで)

落語の演目の間にはいる色物さんも、“しどろもどろ”の奇術マギー隆二さん、ギター熱演の“余談”ペー師匠、シュールな太神楽勝丸さん、“あいかわらず”のロケット団、そして紙切り二楽師匠(芸姑さん・ざるそば・G7サミット)と

次から次へと演者が入れ代わり立ち代わり登壇して、4時間があっという間の、見どころたっぷりの今日の末廣亭でした。
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