観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

スワロフスキーとヘラシギ

2005年10月18日 | 野鳥
日曜日は鳥仲間から誘いのメールがあったヘラシギを吉野川に見に行った。ちょうど、スワロフスキー・オプティックの人が最新のテレスコープを持ってきていたので見せてもらうことにした。
確かに画面は明るくてよく見える。だが、肝心のヘラシギ(全世界で2,000羽くらいしかいないとされている。)は、遠く離れた中洲にいたので、このシギの最大特徴のヘラのようなクチバシの形がはっきり見えない。何しろ横から見ることが多いのでそのときは、クチバシはヘラの形に見えない。
体は正面よりやや斜め向きにしてクチバシを下げてくれれば形がよく分かるのだが、1羽しかいない上に、ちょこまか動くのでなかなかそうはならない。歯がゆくて消化不良ぎみとなった。
(写真は、スワロフスキー・オプチッチク社のテレスコープとデジスコ用のデジタルカメラベース)これが実に良くできてる。コンパクトデジタルカメラとスコープの接眼レンズとの間に何もないので、アダプターの上げ下ろしによって瞬時に撮影と観察が切り替わる。ただ残念なのは、スコープ、接眼レンズ、アダプターともに値がものすごく高い。