観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

スイカの夏?

2014年07月28日 | 日記
  

昨日7月27日は、「スイカの日」
写真の「でんすけすいか」は、北海道当麻町で当麻農業協同組合が生産、出荷している地域ブランドのスイカで北海道を代表するスイカでもある。
果肉は、箱に入っていたチラシほど果肉の赤色は濃くないが、きめ細かく締まりもよく、シャリシャリとしていて上品な甘さだった。

「でんすけ」という名前の由来は、当時の喜劇俳優・大宮敏充が演じたキャラクター「大宮デン助」と、水田の転作が始まる時期であったので、
「田を助ける(田助)」の二つの由来があるそうだ。
近年、札幌市中央卸売市場に出荷されたこのスイカは、発競りでは毎年高額で取引されている。過去最高額は、2007年に丸果旭川青果卸売市場で
取引された1玉65万円らしい。
夕張メロンとともに北海道の初夏の風物詩として認知されている。
ところで、スイカ(西瓜)の原産は、熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯で日本に伝わった時期は、室町時代以降とされる。中国の西方(中央アジア)
から伝来した瓜とされるためこの名称が付いた。スイカという日本語の発音も西瓜の広東語発音のサイクワァが訛り転化したもの。
若い頃は、夏になると食べるおやつと言えばスイカくらいだった思うが、時代の移り変わりで、生産量は40年前の3分の1まで落ち込んでいるらしい。
ネットで調べると、スイカの生産において圧倒的な地位を占めるのが中国で、世界中の生産量の約70%を占めている。次は、トルコで4%、日本は、0.4%
程度で26位に過ぎない。