ミステリーツアーの道中、梅干し屋さんへ立ち寄った。
ところで「梅干し」で有名な話題は、和歌山県出身の演歌歌手坂本冬美さんらしい。ツアーの添乗員さんも話していたし、ここでの工場見学の際にも
案内員が話していた。ちなみに、彼女が梅干しの検査をしていたのは、一番店のここ中田食品(株)ではなく、二番店の(株)ウメタという話だった。
清潔で明るい工場である。
梅干しを容器に詰めるラインがいくつかあるのは、それぞれスーパーマーケット用、百貨店用、通信販売用とかに分かれているからとのこと。
ここで梅干しを漬け込んでいる。
一個づつ吟味して容器に詰めている。
値段が高いのも納得できる。(実際詰めるのに時間をかけている。)
ハンドスコップで一気に詰めている。
ここに普通よく見かける赤い梅干しと色の薄い梅干しの2種類があるが、どう違うのだろう。
ところで、梅干しの塩分度合いは、梅干しを漬ける技術でもあるようだ。誰がやっても失敗しないのは、20%位。
少しのコツで失敗しないのは、15%位。10%以下になると、カビが生える危険性が高くなるのでかなり難しいそうだ。この店の人気商品の「しらら」の塩分濃度は、
僅か5%で塩辛さを感じさせない口当たりらしい。
写真撮影の有無を尋ねたが、無論OKで、見られても全く技術上の問題はないらしい。