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これは、上野の東京都美術館で開かれている企画展の「ルーヴル美術館所蔵 古代エジプト展」に行ったとき
に見た「カバの小像」(その際に購入したカタログから)
古代エジプト文明とは、一般にエジプトに中央集権的な統一国家が成立した紀元前3000年前後から紀元前
31年のプトレマイオス朝の滅亡までの時代とされている。ウィキペディアによると以下の9つ
に分類されている。
1 エジプト初期王朝(黎明期、第1~第2王朝)
2 エジプト古王国時代(第3~6王朝)
3 エジプト第1中間期(第7~第10王朝)
4 エジプト中王国時代(第11~12王朝)
5 エジプト第2中間期(第13~第17王朝)
6 エジプト新王国時代(第18~20王朝)
7 エジプト第3中間期(大司祭国家、第21~第26王朝)
8 エジプト末期王朝(第27~第31王朝)
9 プトレマイオス朝
展示物は、 プトレマイオス朝時代の一対のスフィンクスをはじめ素晴らしいものがたくさんあったが、一番気に
入ったのがこのファイアンス製の青いカバ。これが、中王国時代、第12王朝(前1983年~1786年)頃に
作られているのである。(呪術的な副葬品として)
ファイアンスとは、ガラスが出来る1000年位前に古代エジプトで流行した石英に少量の石灰、天然炭酸ソーダ、
銅酸化物などを混ぜ合わせ、水を加えてペースト状にし、鋳型に入れてできた品に釉薬をかけて焼いたもの。