現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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外来語乱用

2013-08-30 | 日本語どうなるの?
外来語を使うのでニュースがわからないとNHKを提訴した第1回口頭弁論が行われた。外来語乱用で精神的苦痛を受けたというものだ。NHKは訴訟内容について係争中でコメントを控えている。ニュースQ3、朝日新聞8月30日付、朝刊による。 >NHK広報局によると、言語学者など外部有識者も加えた「放送用語委員会」などで原則や方針を決め、番組ごとの編集責任者やプロデューサーが判断するという。実際の番組制作の現場では、NHKが編集する「ことばのハンドブック」に準拠しているという。 . . . 本文を読む

ローマ字表記 日本語表記論14

2013-08-30 | 現代日本語百科2025
ローマ字の呼び名は英語で the Roman alphabetとなるが、ラテン文字、ラテンアルファベットのことを指す。ローマは古代ローマ帝国において用いられていた文字に由来する。ラテン語の文字は西欧・中欧の諸言語で使われている。ラテン文字はアルファベットの一種なので、ラテン文字をアルファベットと呼ぶが、アルファベットはギリシア文字やキリル文字なども含む総称でもある。また、ローマ字はラテン文字の別名、日本語表記に限定して使うことがある。ラテン文字を用いての日本語の表記法、および表記そのもの、ローマ字綴りの日本語、 Romanized Japaneseをローマ字と呼ぶことが多く、この用法に限っては英語でも romaji と呼ぶ。 . . . 本文を読む

DIY

2013-08-30 | わくわく
DO It Yourselfの略で、ディー・アイ・ワイと言う。それを、日曜大工というか、weekend carpenter から、概念が広がった。 休日利用の木工作業を日曜大工と言うことが多かったが、その作業が対象となる家屋の補修、犬小屋の製作などであったのが、家具、調度品の設計製作から自宅や別荘の建築にまで含まれる。ホームセンターで調達するものとなった器具、道具はDIYの作業用が販売されている。自分で作るということから、DIY精神と呼ばれるような、DIY ethic としての風潮がある。またDIY女子という語を作り出して販売戦略を練る。その DIY にはスローガンとして生まれた経緯があった。  >第二次世界大戦でドイツ軍の激しい空襲を受けたロンドンで戦後に、破壊された街を自分達の手で復興させる国民運動が1945年にイギリスで始まり、スローガンとして「D.I.Y.」=「Do it yourself」がうまれた。この運動はイギリス中を席巻し1957年には雑誌「Do it yourself」が刊行され、やがてヨーロッパ全土からアメリカへ広がった。 . . . 本文を読む

あめつち たゐに

2013-08-29 | 日本語百科
手習い歌に、いろは歌があり、日本語の音韻で発音を意識して同じ仮名を二度使わずに構成しているが、ほかにも、あめつち、たゐにの歌がある。いろは歌が47字であるのに対して、あめつちは48字となっていて、1字の増減がある。たゐにの歌は47字であり、あめつち 48字 たゐに 47字 いろは 47字 となることから、日本語の音韻はこのあめつちで48音として意識されていたと考えることができ、定かではないが、あめつちに、え の発音が、すゑ えのえを と見えることから、ワ行のほか、ア行とヤ行とに区別があったとする。平安時代の初期のころと、中ほど、10世紀の後半で音韻に変化があったとなると、47字に定着して、いろは歌で意識する音韻になったことになる。次は辞書の解説と、日本大百科全書ニッポニカ、フリー百科辞典ウイキペディアから摘記した。  . . . 本文を読む

日本語学校

2013-08-29 | わくわく
日本語教育振興協会の調査によると、中国人学習者は2010年、2万9271人だったのが、2012年は1万8093人になった。協会認定校は約400、7月1日現在回答のもの。日本語学校の入学生で中国、韓国からの学生が減っている。韓国は2012年、2675人。2008年に比べて4分の1になった。国内の日本語学校全体の学生数は、2010年には4万3669人だったが、2012年は2万9235人と3割以上減っている。一方で、ベトナム人は2012年、2039人で2年前から倍増している。この中国からの学習者現象の傾向は震災と尖閣対立が影響しているとみられる。朝日新聞、8月29日付記事による。 . . . 本文を読む

カタカナ表記  日本語表記論13

2013-08-29 | 現代日本語百科2025
漢字仮名交じり文は平仮名交じりとなったのは社会の趨勢である。漢字に仮名を交えることは古くからおこなわれて片仮名書きは漢文訓読文の文体に現れ、一方で、平仮名書きは婦女子用とすることもあった。漢字の表記は字体にさまざまフォントがあるにはあるが、目安としての使い方が定着しつつある。普及したコンピュータによって横書きの仮名交じり文は機械の定めるところによる標準が実現するようになった。表記様式は共通化したものがあると考えてよい。 しかし、それに対してカタカナについての書き方が一定しないという表記の課題が残されてきた。カタカナというこの文字表記が意味するものは片仮名とは異なってとらえられるようである。仮名は国語の音韻を著わしたので仮名文字はその専用文字として日本語の発音表記と考えられてきた。歴史仮名づかいから現代仮名遣いに至るまで表音の規則を見出し取り決めをお行ってきたのであるから、仮名遣い相互の異論はあるものの現代仮名で統一されている。 . . . 本文を読む

219 現在時点において、スポンサー離れが進んだ

2013-08-29 | 日本語新百科
現代日本語「誤」百科 854 現在スポンサー離れが進んだ を、例題にしている。コラムの解説は、表題の、現在 という語の意味内容を、まさに今の瞬間と捉えて、進んだ との表現性をおかしいとしている。はたして、どうか。用例検索でヒットしたのは全柔連の騒ぎであった。これを出展とするとこの記事では、現在 の意味内容は、その時点を表す使いかたになっている。文脈をたどって、現在、スポンサー離れをが進んだ、というふうに書いていて、この読点の打ち方で時間幅を示すよりは物事の状態を区切っているようである。コラムの解説はこの表題で誤であるとする議論なのでその説明の範囲内では首肯できることがあっても、このような表題を見てすぐにもスポーツ記事を思い浮かべるようであれば、それには文脈と用法の違いがあることなので、誤説明に正しさを求めるのは困難である。元記事に合わせれば説明が間違っているのである。 . . . 本文を読む

5人で2人を支える 20130829

2013-08-29 | 日記
MRIを受診した。2年を経てということで、15分の実験台だ。がーがー、びおびお、と大きな音で目をつむって耐える。この頭に装着してじっとするのは閉所恐怖症だと困難だそうだ。気分が悪くなればサインを出せということだったが、なんだかちょうど眠りかけたら起こされた。結果は次に診察がある9月に入ってからのことだ。三十日を前に暑さが戻った。台風が発生して近づいている。 日本の人口は2013年3月末時点で、1億2639万3679人と総務省が発表した。前年比で26万6004人減、4年連続の人口減少が続く。年齢別に15歳から64歳までの生産年齢人口は7895万人、62.47%初めて8千万を割り込む。65歳以上は人口の割合で24.4%になった。高齢者を支える社会構造は生産年齢人口3.56人で1人であったのが、10年間で、2.56人に1人を支える構造に変わった。世帯数は5459万4744世帯。 . . . 本文を読む

218  試合に太鼓判を押す?

2013-08-28 | 日本語新百科
現代日本語「誤」百科  853 いい試合だったと太鼓判を押した を、例題にしている。太鼓判を押す の表現委ついてコラムは解説をする。過去の試合の品質を保証することができないので、この慣用句を用いるのは不適で、質を保証した意味を無視した結果だという。いい試合だったと高く評価した と言うとよいとしている。果たしてどうか。太鼓判という語で品質の保証という意味がある。おす は捺印また押印となるので、慣用句として版を捺したとなる。用例はこの表題のままにヒットしたが、記事の見出しになってでもいたかどうか、定かではない。人物についての表現が、スポーツ記事に並ぶが、どれも表題のように短絡していない。選手の活躍など、監督あるいは評論する解説者などが太鼓判を雄のは慣用句として正しい。 . . . 本文を読む

体感治安 20130828

2013-08-28 | 日記
暮らしの中で漠然と感じる治安の良しあしを言うそうだ。犯罪は減っているが、これは増している。朝日新聞社説、20130826 体感治安を読む。まず、警察が把握した2012年の刑法犯は138万件あまり、2002年の半分だそうだ。殺人は1030件と最少だ。ひったくり、空き巣は減少傾向だとか。ところが、治安情勢について、この10年で悪化したと思う人が8割になる。2012年の内閣府の調査による。それはどうしてか。2012年の児童虐待は500件近い。配偶者間暴力は4万4千件、ストーカーは2万件になる勢いで、これは過去最多である。振り込め詐欺は被害者が60歳以上のひとが8割でそれも女性が7割を占める。さきの治安悪化の答えは、社会的に弱い人々を狙った犯罪による。そこで、体感治安だが、その原因に内閣府の調査で浮き上がったとする社説の意見だ。それは、地域の連帯意識の希薄化を挙げる人が、二人に一人、いるようだ。そして単独世帯の急増があるようである。 . . . 本文を読む