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韓国文化の紹介。

韓国の散歩道 百済伝説の村、宮崎県南郷村(なんごうそん)

2009-09-28 00:00:00 | 写真

  九州にある山間の村、宮崎県南郷村には、1300年前、百済の王族が、この地に移り住んだ

と伝えられております。

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この村にある、百済館は、韓国扶餘国立博物館をモデルに最近造られたもので、百済王族

の遺品のレプリカが展示されています。

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660年、百済は、新羅・唐連合軍によって滅ぼされます。

その時、多くの百済人が、倭国に逃れて来ました。

その中の王族に、禎嘉王がいました。

王は、畿内に逃れますが、追われて南郷村にたどり着き、百済の優れた医学、農業を伝え、

尊敬されます。

南郷村には、今でも、33面の銅鏡が保存されており、正倉院にある、銅鑑にも匹敵する、

貴重な鏡ではないかと言われております。

山の上には、百済扶蘇山の、百花亭を模したたてものもあります。

禎嘉王は、戦で死にますが、村人は、その徳をしのんで、神門(南郷村)に、神門神社を建て

て、祀ったと言うことです。

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カマケ。