言葉のクロッキー

本とかテレビその他メディアから、
グッと感じた言葉・一文などを残してゆきたい。
その他勝手な思いを日記代わりに。

柿右衛門

2014-01-04 | 語録
まじめに描かんと。
そういう中からおもしろさっちゅうのは出てくっとやもん。

最初っからいい加減に描けばそれはいい加減に過ぎる・・・過ぎてしまうと。
ほんとに頑張ればおもしろさは自然に出てくっとやもん。

下手でいい。不器用でいい。大いに結構。格好よく上手に描かんでもいい。
いやでいやでたまらん。 もっと素直にやらんねば。
                           第14代 酒井田柿右衛門

イチロー選手

2013-12-30 | 語録
日米通算4000本を超えたヒットを重ねて・・・
   ・僕の数字でいうと8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよ。そして常に自分なりに向き合ってきたことの事実はある。  
   ・失敗を自分の中に刻み込んでゆく一方、その中で出してゆく結果。それを重ねてきた自分。

バッティングとは・・・・
   ・ドラフト1年目の感想は「めちゃくちゃ楽しい」 でも今は「何も楽しくない」
   ・「打つ」ということの最終的なカタチは無いということ。

ハッキリしているのは「近道はない」ということ。「遠回り」後で考えると「これは遠回りだったな、省けば良かったな」と思うことは確かにある。でもそれは「一番近いです」。自分のボンヤリした理想に近づく一番の方法は遠回りすることだとハッキリ言える。

何かを達成したからもう止めるというのではなく、苦しみが十分でない、まだ苦しめる、やれるということがたくさんある という気がします。

               NHK 「プロフェッショナル」仕事の流儀

猪瀬直樹

2013-09-17 | 語録

作家になるのに資格なんてないからね。でも、ぼくには確信があった。
大事なのは、ぼくに才能があるかどうかではなく、
ぼくがそう信じているかどうか、揺らがないということが大事だった

                      女性セブン2013年9月26日号

萬斎の涙

2013-02-02 | 語録
《問いかけ》 裕基くんという 狂言サイボーグを 作る側に まわったわけですが・・・?

《萬斎師の返し》

裕基の初舞台のときに、・・・・あァーァ・・・・・

この子にこうやって舞台に出て戦い始めたな~~と・・・・・・・フゥーン・・・

私も今やプログラミングする方になって・・・・・・まァーァーァ・・・・・・・・・・

・・・フゥーン・・・・・・なんだろ・・・・・・・・まァ・・・・その一歩を踏み出さ

せてしまったっていう・・・・・・思いがありましたね まァでも・・・・・・

初舞台は そういう今僕がなにか泣けてきてしまったものなんか、・・・

ま、彼はこれからまだまだ苦労するでしょうけど・・・・・・・

彼がもしサイボーグ・・・・として・・・・生きて・・・くれるなら、・・・・・・

私が、 持っている、 ・・・・はァ・・・・・全てを、・・・・まァ・・・・

彼に、 伝授したいと・・・思いますね・・・・



          フジテレビ 「オデッサの階段」

  ちょっとショックだね。

ピークハンター

2012-12-11 | 語録
もし私がダウラギリ行って必ず登れるってわかってるんであれば
私は別に行く必要はないんじゃないかと思うんですよね

登れるかもしれないし 登れないかもしれなくて
登れないかもしれないから登るためにどうしたらいいんだろうか
これを考えるのが登山の最もわくわくして面白いところで・・・・

   竹内洋岳  (ヒマラヤ8000m峰全14座 日本人初登頂者)
                  NHKスペシャル

役者の仕事

2012-10-24 | 語録
つまり役者ってのはサ エーなんて言いましょうか

ウソの世界で生きる商売ですけどネ

ウソを見せるわけにはいかないわけョ そのウソが

本物に見れなければ リアリティーとは言わないじゃない

つまりそうするために

どうする、どうしたらいいか というのが役者の仕事なんだよね


   NHK BSプレミアム 「大滝秀治 全身役者魂 名優が臨む執念の舞台」

熱い思い

2012-10-13 | 語録
夢とは幻ではなく、可能性のこと。
    人間は何歳になっても残されている、
     その可能性を信じるべきだと思う。

         三浦雄一郎
    (80歳、3度エベレスト登頂を目指して)

生きる思い

2012-09-08 | 語録
オーストラリアでリハビリ中に思ったこと・・・

『おいらが川の流れに浮いてるゴミだとしたら、河原から出っ張っている草に引っ掛かって、そこで停滞して腐っていくだけは御免だからね。
ゴミはゴミなりに、やっぱりそこを振り切って、また流れて行くんだという気概があるもんだ。』

   ビートたけし 「たけしの死ぬための生き方」

言葉は風

2011-05-20 | 語録
ケニア人ならではの気質は?・・言葉が重くない。実に軽い。彼らは「言葉は風」と言う。素敵な言葉だな と思ったんですけど「昨日こういう話しをしたじゃないか」と言うと「社長 昨日はそうなんですけど・・・昨日のあの言葉はもうキリマンジャロに飛んでいっちゃいました。今日の僕の言葉は・・・」   それを4回5回続けられますと、怒るよりもどの程度本当かなっていう・・  悪気がなくて言っているその中から掬い取って何が困ってるのか何が言いたいのか見極める・・ むちゃくちゃ楽しいですよ


夢っていうことをよく言いますけれど 
夢は夜寝ているときに見て 起きたら目標に向かって欲しい。
昼間に夢を語るなと言いたい。

           カンブリア宮殿  アフリカのお父さん佐藤芳之

松永安左エ門

2011-04-23 | 語録
隠遁中の松永に対し

僧侶:
「世の中を、つまり他人をはなれて、自分を完成するということはありませんよ」
「世の中のため、他人のためにいかに役に立つか。そういう考えのもとに働くとき、そこに人間の完成があるのです」 
と説得したが、

松永の考えは

「・・・相当力のある人が、その十分の一を他に用いるというような場合は別であるが、
われわれのような、
自分自身、非常に欠陥をもち、
力が足りず、
いかにして、自分を満たすかということに努力しているものは、
いわば人間の不具者である。

その不具者の自分が、
十全の人間にならぬうちに  でしゃばっていろいろなことをするのは、
いわゆるおっちょこちょいであり、
でしゃばりであり、また功名心である。
あるいは欲望というものが、そういうところから発するのかもしれない。

その本をはっきり断たない間は、世の中にでしゃばるべきではない・・・」
                                    「隠居日描」