つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

大阪ミナミ まち歩き(節分・立春)

2017年02月07日 | 風景・建物

2月3日の節分から立春にかけ、大阪・ミナミを、ぶらぶら歩いてスナップしてきました。

 

カメラはソニーRX100 。一部はモノクロにしています。

まずは法善寺界隈から。

 

法善寺の水掛不動さん。

ちょっと普段とは様子が違いますね。

節分会のこの日、昼間は法善寺の表参道にあたる南地中筋商店街の人たちも参加して法要、豆まき、酒樽の鏡開き、演芸などが行われました。夜は節分の護摩供養があるということで、その準備中でした。

厄払い、家内安全などの願いを託す護摩木は、大が1000円、小が500円。

 

護摩供養が営まれるところ。山伏姿の人が何人も。

法善寺でのこうした行事は初めて見ましたが、ホームページによると、毎月28日に護摩法要が行われているそうです。

 

この間、一般の人は外側での参拝となります。

護摩供養まではだいぶ時間がかかりそうだったので、次は法善寺横丁へ。

 

法善寺横丁。

石畳の路地の両側に小料理屋などが並ぶ、浪花情緒たっぷりの場所。

 

入り口で打ち水をする姿も。懐石料理の「本湖月」。

料理、器とも趣向をこらし、関西でもトップクラスとの評判。

なかなか、こういうお店には入る勇気がありません…

 

織田作之助の「夫婦善哉」に登場する「正弁丹吾亭」。

2014年2月から、がんこグループとなりました。

 

 店の前にある、平田春一(歌人)の石碑。

『かくばかり 鯛を食はゝ 鯛の奴
      うらみつらむか 或は否か』

食道楽で、鯛が好きな歌人だったんでしょうね。

 

「正弁丹吾亭」の向かいの「えび家」。

伊勢えび料理専門店。店先の生簀(いけす)で伊勢えびが泳いでいました。

 

藤島 桓夫「月の法善寺横丁」の石碑。

 

炉ばた焼「水かけ茶屋」のショーケース。

酔っ払いネコ、狐の嫁入り。面白いねェ…

 

法善寺横丁の周りにはこんなものもありました。

上方浮世絵館」、知りませんでした。今度来た時に入ってみましょう。

 

大阪の有名コーヒー店のひとつ「アラビヤ」も近くに。

ターバン男がデザインされたコーヒーカップが出ます。重厚な店の雰囲気も良さそうだったのですが、お客が多かったため、別のコーヒー店を探しました。

 

日を改めて2月4日の立春に、道頓堀、心斎橋筋、戎橋筋、千日前へと歩き、たまたま丸福珈琲店 の前に出ました。

 

丸福珈琲店 千日前本店」。

昭和9 年(1934)創業。「大阪の名店」と言われ、商店主、小説家、吉本の芸人さんらがよく来るそうで、本でも紹介されていますが、実際に入るのは初めて。

 

レトロで落ち着いた店内。

 

なかでも、この席はよさそうですね。

 

大倉陶園製、白磁・金縁のカップで出されるコーヒーは、噂通りとても濃い味。

角砂糖が二つ付いてくるのが、お店のこだわり。ホットケーキも名物です。

 

さて再び、まち歩きですが、続きは次回に。

------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ   ソニーRX100

------------------------------------------------------------------------------

関連記事・サイト

  ・法善寺ホームページ

  ・『道頓堀ぶらり』(2014年8月11日 記事)

  ・『法善寺横丁まつり(RX100試し撮り PartⅤ)』(2012年8月13日 記事)