「咲くやこの花館」(大阪・花博記念公園 鶴見緑地)で開かれたフニーバオバブの開花を観賞するイベント。
カラ振りだった8月9日のあと、再挑戦した10日、美しい開花の様子を見ることができました。
同館では3年ぶりの開花だそうです。
燃えるような夕焼けのもと、フニーバオバブが植えられた乾燥地植物室へ向かう参加者。
フニーバオバブの開花が始まるまで、サガリバナやオオオニバスなど夜咲く花をめぐるナイトツアーが行われたのは9日と同じ (このナイトツアーもおもしろかったので、後日掲載します)。
そうこうするうち午後7時半ごろ、「咲き始めた!」という声が。
2つあるつぼみの、左側が咲き始めました(19:37:29=カメラの時刻表示)。
この花が開くのは、いつも午後7時半ごろに決まっています。樹の中に時計でもあるんでしょうか?
左下に枯れて垂れ下がっているのは8日に咲いた花。少し見苦しいかもしれませんが、これが自然本来の姿。
目の前で、どんどん開花が進んでいきます(19:38:32)。
右側のつぼみも開花してきました。蛇が口を開けたような形(19:39:29)。
以下、時間を追って…(19:40:23)。
(19:41:10)。
(19:41:37)。
(19:42:45)。
赤く突き出ているのが雌しべ。黄色い雄しべからまき散らされた花粉が、めくれていくつぼみの内側に付着しています(19:44:06)。
(19:44:46)。
(19:45:27)。
雄しべの束がだいぶ姿を現してきました(19:47:20)。
(19:49:42)。
(19:50:33)。
雄しべが開きながらプルプルと動いているのが分かる、神秘的な光景(19:53:43)。
(20:03:53)。
つぼみが開き始めて約30分。ほぼ完全に開花したフニ―バオバブ(20:05:49)。
美しい姿です。
横から見たところ(20:11:05)。
雄しべをさらに拡大。黄色い花粉がいっぱい。
花粉を見ていて、ふとディズニーの「ピーターパン」(ずいぶん昔)に出てくる妖精ティンカー・ベルの金粉を思い出しました。その粉を浴びると空に浮かび上がることができるという…
この夜、最後のショット(20:12:38)。
同館のフォトコンに応募しようかな~
参加者は大人も子供も大満足。感動のファンタジー・ショーでした。
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撮影カメラ・レンズ
キヤノンEOS 6D
EF70-300mm F4-5.6L IS USM
ソニーRX100 (冒頭の屋外写真のみ)
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私も、珍しい花を時間ごとにお知らせ・見せて下ってありがとうございました。
ネットで調べればすぐにわかるのでしょうが。どこの国に咲いているはななのか?知りたくなりました。
ありがとうございます
大変めずらしいお花の開花を拝見させていただけてとても嬉しいです。
貴重なお写真をありがとうございます。
花びらは開ききるとリボンの様になり、シベたちも素晴らしいですね〜
つぼみや咲き始めからは想像もつかない開花だと思います(^^;;