東日本が梅雨入りしてずいぶん経ちますが、九州北部から近畿にかけて、西日本ではまだ梅雨に入っていません。
ひょっとして、西日本は梅雨ナシ?
入梅が確認されない、という年もあるそうです。
別に待ち望むものではないので、それならそれで個人的にはいいのですけど・・・
ともあれ、大阪・長居植物園で撮っていたアジサイの写真をアップします。
長居植物園のアジサイ園。行ったのは早い時期で、まだ咲き始めたころでした。
色とりどりのアジサイが約30品種、約6,200株。
◆よくあるテクニックですが…
普通に撮るばかりでも芸がないと思い、わざとピントをボカしてニ重露光する手法を試してみました。
カメラのニ重露光機能では融通がきかないため、2枚別々に撮ります。
撮る時はマニュアルフォーカスで、
・ピントを合わせたものを1枚
・つぎにピントをボカして1枚
これをPhotoshop で合成します。
Photoshopの「ファイル」から →「スクリプト」→「ファイルをレイヤーとして読み込み」で、さきの2枚を選択して取りこみ。
レイヤーのタブでいずれも「通常」を「比較(明)」に変更(画像は当方の古いPhotoshopより)。
2枚の画像が重なります。
三脚を使わず撮影し、2枚の画像の位置がズレているときでも、「移動ツール」でどちらかの画像を動かせば、微調整が可能。
ボカした画像の感じが強過ぎるときが多いのですが、その場合、ボカした画像の「不透明度」を100%から少し下げていきます。
気に入った重なり具合になれば、レイヤーの画像を「統合」して完成です。
ガクアジサイのひとつを、この方法で、ふんわりムードにした「作品」。
どこかのコンテストに出せるかな~
ほかの品種でも試してみました。
カシワバアジサイ。地味ですが香りがいい品種。
ボケた画像を、部分的に使っています(消しゴム使用)。
彩りが豊かなアジサイはこんな感じに。
カメラ雑誌などで良く紹介されている手法。プロ写真家は、もっといい作品に仕上げていますけど。
どういうアジサイがこの表現に向くんでしょうか、色々試行錯誤ですね。
帰りに見つけた、面白い「スモークツリー」。
カンナの上は、一足飛びに、もう真夏の空。
本当に、今年の西日本には「梅雨が来ない」のかも?
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撮影カメラ・レンズ
Canon EOS 6D Mark II
EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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