5月29日に大阪・堺市で開幕した、自転車ロードレースの「第19 回ツアー・オブ・ジャパン」を見てきました。
U.C.I.(国際自転車競技連合)公認の国際レース。6月5日まで8日間にわたって、堺市、京都、三重、岐阜、長野、静岡(2カ所)、東京の計8カ所を転戦します。幕開けの堺ステージでは、大仙公園周回コース(1周 2. 65km)で、個人タイムトライアルが行われました。
個人的に、自転車競技をやっているわけではありませんが(とてもそんな体力は…)、「被写体」としての自転車が好き。2014年に続いて2 回目の堺ステージ撮影です(2014年5月20日、21日記事参照)。
午前中は、前哨戦となる「堺国際クリテリウム」が行われました。
各チームの選手が仲間内で“風よけ役”を交代で務めたり、協力しながらレースを展開。大仙公園周回コースを10周したあと、最後にチームの1人がスパートしてゴールする競技。
メインレースである、ツアー・オブ・ジャパンの個人タイムトライアルより、実際はこちらの方が人数が多いだけに“絵になりやすい”です。
「堺国際クリテリウム」。駆け引きを駆使して競り合う各国のチーム。
「堺国際クリテリウム」。カーブを猛スピードで疾走。
周回中の平均速度は時速約50キロ。ゴール直前では時速70キロにもなるそうです。
コース沿いで見ていると、自転車の一群が通過するたびに、つむじ風のような突風が巻き起こります。
すごい迫力。観戦おすすめです。
今年の「堺国際クリテリウム」は、「チーム右京」のジョン・アベラストゥリ(スペイン)が優勝。
元F1 レーサーの片山右京監督が率いるこの日本チームが、海外の強豪を抑えたということで、会場の実況放送もテンションが上がっていました。
このあと、JBCF (全日本実業団)のクリテリウムがあり、最後に午後1時半ごろから、ツアー・オブ・ジャパンのプロローグとして、堺ステージ「個人タイムトライアル」が行われました。
各チームの代表選手が1人ずつコースを1周、タイムを競う競技。この日は94人が参加しました。
ツアー・オブ・ジャパン「個人タイムトライアル」。スタート台から斜面を下り、一気に加速。
渾身の力をこめ、トップスピードで走る選手。
1 周(2. 65km)にかかる時間は、だいたい3分20秒~30秒台。
今回優勝したのは、オーストラリアのアンソニー・ジャコッポ(アヴァンティ・アイソウェイスポーツ)。タイムは3分19秒00 でした。
周回コース内の大仙公園ではステージでイベントもあり、自転車メーカーのブース、地元の人たちによる屋台も出てにぎわっていました。
次回に、他の競技写真を掲載する予定です。
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撮影カメラ・レンズ
キヤノンEOS 6D
EF70-300mm F4-5.6L IS USM
EF24-105mm F4L IS USM
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