晩秋の奈良へ。
古都の秋を撮るのと、第71回正倉院展(2019.10.26~11.14)を見るのが目的。
正倉院展は例年混雑がひどいので、「待ち時間なしで済む」平日夕方の時間帯を選びました。
奈良公園。後方は興福寺五重塔。
五重塔。日没が迫っていることもあって秋色深く。
興福寺南円堂。
奈良公園一帯の本格的な紅葉は、まだまだですが、部分的に色づいていました。
南円堂と鹿。
南円堂に参拝する人たち。外国人観光客の姿が目立ちます。
夕暮れの南円堂。
興福寺中金堂。2018年10月、1300年前の創建時と同じ大スケール・様式で再建されました。
柱の礎石らしきものが散在する周辺一帯を含めて広大な敷地が柵で囲まれています。(観覧有料)
こちらは東金堂と五重塔。
重厚で雄渾な興福寺の五重塔、大好きです。
中金堂の前庭から見る日没。正面は南円堂。
ここまではキヤノンEOS 6D II で撮影。
以下はスマホ(Galaxy S10)で撮りました。
正倉院展が開かれている奈良国立博物館に到着。
入り口には読売新聞の特別版。
今回は天皇陛下御即位記念。長い歴史を持つ正倉院展でも特別の意味合いがあります。
宝物が展示されている2階は撮影禁止。なので展示の写真はナシです。
教科書で見た「鳥毛立女屏風(とりげりつじょびょうぶ)」。姿が違う6枚の絵から出来ていたんですね。初めて知りました・・・
目玉のひとつ、七弦の琴「金銀平文琴(きんぎんひょうもんきん)」も、手のこんだ素晴らしいもの。
天皇が使った冠の装飾「礼服御冠残欠(らいふくおんかんむりざんけつ)」を、食い入るように鑑賞。金色の鳳凰の金具や、直径2mmぐらいかと思われる極小のサンゴなどの珠を連ねた数珠飾り(冠の周囲に吊り下げたものとのこと)等々、精緻の極限!
昔の匠(たくみ)の技は凄いです。
1階のグッズ売り場。
色々迷いましたが結局、図録を購入。
閉館時間までいたので、外へ出るともう真っ暗になっていました。会場前では古茶室「八窓庵」のライトアップ。もとは興福寺大乗院の庭園にあり「大和三茶室」と称されたとか。
「八窓庵」のライトアップ。
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撮影カメラ・レンズ
Canon EOS 6D Mark II
EF24-105mm F4L IS USM
Galaxy S10 (正倉院展会場)
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