天王寺の 大阪市立美術館 へ5月15日(日)、知り合いの作品を見に行った時のこと。
「大美展」という日本画展で、それはそれなりに良かったのですが、同時開催中の特別展「王羲之から空海へ」(4月12日~5月22日)も、ついでに見ようと思ったところ…
甘かったです~
何じゃ、これは !?
「すみません、今日はこういうことになってしまいました」と、美術館の職員が「2時間半待ち」のプラカードを持って、汗をかきながら行列の整理にあたっていました。
だいたい書道の展覧会というものは、地味なのが普通。なんで、これだけ人が集まるの?
めったに見られない日本と中国の「名筆」が集められている、と紹介していた新聞記事の効果もあるのでしょうが、すごい人気。
待つのが嫌いな私はあきらめて、方針を変更。
美術館へ行く途中に見た、ビールの祭典「オオサカオクトーバーフェスト 2016 」(5月13日~5月29日)へ。(高尚なところから、一気に落ちますね~ )
「オオサカオクトーバーフェスト 2016」会場。
ドイツ・ミュンヘン市でのビールの祭典「オクトーバーフェスト」(9月半ば~10月上旬)にちなみ、今年で6年目の開催となる「オオサカオクトーバーフェスト」。
もともと、天王寺公園で開かれてきたイベントですが、昨年は公園の改修工事のため長居公園で開催。今年は、新しく生まれ変わった天王寺公園「てんしば」に戻って開催されることになりました。
入り口横の券売所で入場料200円を払うと、青いリストバンドがもらえます。リストバンドを付けている限り、入場、退場、再入場が自由に。
「オオサカオクトーバーフェスト」会場内。日曜日ということもあって、座る場所がないほどぎっしり。
ステージでは、本場ドイツの民族音楽を演奏。
観客が一緒に「プロスト!」と掛け声をかける、「乾杯の歌」で盛り上がります。
ステージに観客を招く民族衣装のお姉さん。
若い人がどっとステージに上がり音楽に合わせてダンス。さらにお姉さんを先頭に会場内を一周したりして、陽気でにぎやかです。
周りにはドイツビールを中心にテナントがずらり。お馴染みの「レーベンブロイ」。
「ヴェデット」。これはベルギービール。よく街でも見かけますね。
「エルディンガー」。
で、最初に選んだのはこれ。「シュパルター ヴァイスビア」(1400円)、「ベビーホタテとマッシュルームのアヒージョ」(700円)。
少し白濁した、上品な味わいの小麦ビール。
グラスのデザインがきれいです。
最近ビールフェスタでは通例となっているデポジット制。ビール販売時に、破損や紛失防止のためにグラス代金(1000円)を預かり、グラス返却時に代金を返金するシステムです。
テナントごとに異なるグラスの形やデザインを眺めるのも楽しみの一つ。
こちらのグループは「ヴァルシュタイナー」。
2 杯目は濃厚な黒ビール「ケーニッヒ・ルードヴィッヒ・ドゥンケル」(1400円)を注文。
アテは安い「ポムポムズ」(500円)。
会場内で座る場所が取れなくなったので、外のテーブルで。
「ポムポムズ」(左下、右上)は成形したフライドポテト。カマンベールフライ(右下、800円)、鶏のから揚げ(左上、600円)などとともに、気軽なおつまみ。
ビールに定番のソーセージは1000円以上します…
でっかいグラスで楽しんでいるグループもありました。
さて、3 杯目は… と迷っていたところへ、「こちらで~す」とばかりビールのレジ係の合図。
ここで、「エルディンガー ヴァイスビア」(1400円)を注文。
『世界で最も売れている小麦ビール』とか。
あまり酔っぱらうのも何なので、これを飲んで帰ることにしました。
◆「てんしば」について
「オオサカオクトーバーフェスト 2016 」が開かれている「てんしば」は、天王寺公園のエントランスエリアが、昨年10月1日にリニューアルオープンしたもの。
「てんしば」入り口。入園自体は無料です。
イベントが開かれていない時に撮った芝生広場。
フットサルコート、ドッグラン、子どものあそび場、緑のカフェ、レストランなど、新しいトレンドの施設もできました(写真では広場の向こう側)。
これだけ広いと、どんなイベントでも開催できそう。
ときおり大道芸も披露。
家族連れで来れば、一日遊べますね。
リニューアルされる前の天王寺公園エントランスエリア(手前)。上方は大阪市立美術館。(2014年4月、あべのハルカス展望台から撮影)
右下隅に見えるのは有料だった入園ゲート。
園内に花壇や水場が見えますが、「てんしば」ではなくなりました。少し惜しい気もします…
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撮影カメラ ソニーRX100
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