夏祭り、花火のシーズン。
普段スチールをメインに撮っていても、たまには動画を撮ってみたくなります。また、ただ撮るだけでなく動画編集も。
というわけで、少しずつ勉強を始めているのですが…
難しいですネ。
◆イベントの動画
以下の3 つの動画は、いずれも「2017 食博覧会・大阪」(4/28~5/7 インテックス大阪)でのイベントのうち、5 月3 日の撮影。
「阿波踊り」や「よさこい」は、インテックスプラザというドーム状の屋根がある広場で繰り広げられた「日本の祭りライブステージ」での演技。見ごたえがありました。
ただ、ソニーRX100 の「オート」で動画撮影してみると、ステージが逆光のため出演者が意外に暗め。広場に敷かれた赤じゅうたんの反射で赤カブリもひどい。衣装の色が印象とだいぶ違います。さらに大音量で、残響か音割れかよくわからない雑音が入っていて… なにやらひどい出来。
そのままブログで紹介する気がせず、どうしたらいいのか分からないまま、2 か月ほど放っていました。
そのうち、前からあったEDIUS NEO 3 という古い動画編集ソフトで、色補正、音の調整ができるのが分かり、挑戦する気に…
ただ、ちゃんと補正できたのか、補正して良かったのかどうか、全く自信がありません。一応フルハイビジョン画質ですが…
最初に大阪天水連の阿波踊り。
本場の「徳島市阿波おどり」は8月11 日に前夜祭、本番は12日から15日まで。
次は、高知の有名なよさこいチーム「ほにや」の演舞。
よさこいが好きで、色々なところで撮っていますが、全員の動きが一致した「ほにや」の演技は見事ですね~
高知の「よさこい祭り」は8月9日に前夜祭、本番は10、11日。全国大会・後夜祭が12日にあります。
四国の“熱い夏”のイベント。余裕があれば両方見に行きたいところです。
雰囲気を変えてファッションショーの動画を。
「食博」のUTAGE館(3号館)で行われた、関西コレクション エンターテイメントのステージ。これは、あまり色や音の調整はしていません(音量大きめ)。
◆動画編集
動画編集ソフトは、マックの場合Final Cut Pro を使う人が多いようです。
ウィンドウズでの定番はよく知りませんが、EDIUS NEO 3 (バージョン3 . 5 を最後に販売終了)は、ウィンドウズ用の「ちょっと凝ったこともできる」程度の入門者向き。
色の調整は下の画面でできます。
真ん中あたりにある「カラーピッカー」で、まずブラックを選んで画面の黒い部分をクリック、ホワイトを選んで白い部分をクリック、最後にグレイを選んで灰色と思われるあたりをクリックするだけ。
これで正しいホワイトバランスになるのですが、グレイでどこをクリックするかが画面の色味を左右します。
このほか、Photoshop に似た「カラーバランス」画面で色を調整することもできます。
音の調整は下の画面でやってみました。
「パラメトリックイコライザー」なる画面。
白い横線の一部を下に下げると、特定の周波数の音を低減できます。
阿波踊りの太鼓の残響が大きかったので、その部分を下げてみました。音を流しながら、気になる周波数がどの辺りか手さぐりで動かしていく方法。
ほかにも方法があり、色々試してみました。
でも、やはり基本的には良い状態で録音できてないと完全に補正することはムリ。プロ用のソフトならもっと精密に調整できるのかもしれませんが…
画面と画面のつなぎ目に入れる効果「トランジション」は、ヒネリあり、回転ありと、種類がたくさん用意されていて、ぱっと見には面白い。
ただ、やりすぎると幼稚な感じになってよくないですね。テレビのドキュメンタリーなどを見ると、単純につないでいくだけ。ほとんどトランジションは入れていないようです。
静止画を挟みこんで、ズームイン、ズームアウトさせるのも、割と良い効果になります。テレビの特集もので使っていたので、上のファッションショー動画で真似しています。
◆YouTube へのアップ
「YouTube に高品質な動画をアップするにはどうすればよいか」という話がよくネットで取り上げられています。
何回かアップするうち、良さそうだと分かってきた設定が以下の通り。
・動画ファイルは mp4
・エンコード(圧縮)に使うソフト(コ―デック)は H . 264
・動画のサイズは 縦解像度を 720 以上に
*個人的には1080 =フルハイビジョン(1920×1080 )にしています
・フレームレートは できれば60p (1秒間に60フレーム、プログレッシブ方式)
・音のビットレートはできるだけ上げる
など。ほとんど丸暗記状態。
(動画ファイル、コ―デックは山ほど種類があり、詳しく調べようとするとアタマが痛くなります。)
EDIUS NEO 3 で最後に出力する時の設定は、今のところ以下の通り。
よく分からないのですが、これで何とかうまくいっているみたい…
ただ言えることは、YouTube に高品質でアップしても、YouTube 側で再エンコード(再圧縮)をかけられてしまうので、アップされた動画はどうしてもオリジナルより劣化します。
たくさんの人に手軽に見てもらう以上、しようがないですね。
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