ソニーが11月25日に発売したフルサイズミラーレス一眼「α7RIII」。
「α7RIII」(ソニーストア大阪で)。
高画素・高速連写のフルサイズ一眼レフ・ニコン「D850 」に対抗すべく、ソニーの「α7RIII」も4240万と高画素で、 最高10コマ/秒の高速連写を誇ります。
ニコン vs ソニー、ハイレベルのガチンコ勝負といったところ。
ふだんはキヤノンEOS 6D II で満足している自分も、高級機というものはやはり魅力(魔力?)があって、実はかなり前に先行展示していたソニーストア大阪で触らせてもらい、実写もしてきました。
とにかく高価なので、当面買うあてはなかったのですが… (価格.com の最安値で、ボディーのみ359,523円=12/4時点)
展示機は標準ズーム「FE 24-70mm F2.8 GM 」付きでした。
性能は折り紙つきのGM レンズ。でかいですね。
背面のチルト式液晶はタッチパネル対応。AF エリアを選びやすいジョイスティック(マルチセレクター)も便利。
全体的には前モデルの「α7R II 」に似たデザインの小型ボディーで、ホールディング性が向上しているとのこと。
10コマ/秒の高速連写を試してみましたが、とても軽快。4000万画素級の大容量画像データをどう高速処理しているのか、不思議。
ソニーの技術、改めてすごいなァと思います。
◆実写画像
ソニーストアの店内をRAWで撮影し、 Image Data Converter で調整なしのまま現像しました。
α7RIII FE 24-70mm F2.8 GM 絞り優先AE : 1/80秒、F2.8、ISO 100、露出補正なし、オートホワイトバランス、手持ち撮影
以下、実写画像は同様の設定です。
[等倍画像] 上の写真で、奥に掲示されている写真作品を等倍にアップしてみました。
「入選」の文字は読めます。さすがにタイトルや名前まではムリか… (シャッタースピードが遅めなので微妙にブレたかも)
新機能の「ピクセルシフトマルチ撮影」だったら、もっと高解像になり読めるかもしれません。イメージセンサーを正確に1画素分ずつずらして計4枚の画像を撮り、合成するという超精密撮影。三脚に据えてリモートコマンダーなどを使い、絶対にブラさず撮る必要があるので、今回は試せませんでした。
まだ秋だったので、コスモスの造花が。
造花を撮影。開放絞りでのピント合わせは、かなりシビアでした。ボケはきれいですね。GMレンズは素晴らしい。
クリの枝のオブジェ。
[等倍画像] これも等倍にアップしてみました。(美しいものではないけど… プラスチックでうまく作ってあります)
店の話では、発売前の予約が大量にあり、納品は1カ月先になるということでした。ということは今注文しても年明けになる?
ソニーストアでも『入荷次第出荷』となっています。
高いカメラなのにそんなに買う人がいるとは、ちょっと驚き。
まあ、ハイアマチュアのほか、機材に金を惜しまないプロが買うのかも。
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