デジカメで枚数を気にせず撮っていると、パソコンのハードディスクに大量の画像が溜まっていきます。
画像保管専用の外付けハードディスクが満杯になってきました。
パソコンで見てみると…
外付けハードディスク「Hitachi (H:)」が、「もうすぐ満杯ですよ!」と、警告する赤色表示に。
こうなると焦ります。しばらく前から、不要な画像を思いきって削除してきましたが、どうやらそれも限界。
このさい、外付けハードディスクを増設することにしました。
量販店にずらりと並んでいる外付けハードディスク(ヨドバシ梅田で)。
量販店をあちこち回りました。どのメーカーにするか迷いますね。
容量は、今使っているのと同じ4 テラバイトぐらいがよさそう(もっとも、高画素化が進むデジカメの世界。5 年ぐらいでまた満杯になりそうですけど)。
◆日立の代わりに東芝製を選択
ハードディスクの製造メーカーは、買収に次ぐ買収で、世界的に寡占化が進み、現在大きく分けてつぎの3 社グループしかありません。
・WD(ウエスタン・デジタル) =日立 から買収したHGST を含む
・Seagate(シーゲート)
・東芝
店頭では「バッファロー」「エレコム」などの製品も見かけますが、それらは上記3 社どれかのハードディスクをケースに組み込んで販売しているだけ。
「バッファロー」も以前から使っていて馴染みがあり、いいのですが、中身にどこのハードディスクを使っているかは分かりません。
何よりも安定性が大事なハードディスク。故障が少ない方が良いですよね。
少し古いですが次のような、メーカー別の故障率推移データがネットに出ていました(Gigazine )。
オンラインストレージの運用を行っているBackblaze という会社が、自社で使用しているハードディスクの故障率を調査したもの(2014 ~2016 年)。(Gigazine より)
これによると、元日立製作所のハードディスク部門で、2012 年に米のWD(ウエスタン・デジタル)に買収された(日立の発表=PDF参照)「HGST 」が最も故障率が低いです。
確かに、個人的にこれまで使っていた外付けハードディスクは、WDに買収される直前の日立製で、5 年間一度も不具合はなく快調そのものでした。
となるとWD 傘下の日立製(HGST ブランド)が、やはり良さそう。しかし量販店には出ていませんでした。アマゾンなどで見てもポータブル製品はあるのですが、大容量で手ごろなのがありません。
上記調査で故障率が高かったという Seagate(シーゲート)は避けたいところ。
HGST ブランドではない、元々のWD 製品(My Book シリーズ)は以前買ったことがありますが、時々私のパソコンに認識されないことがあって、何となく相性が悪そう…
ということで東芝製を買ってみました。
東芝の外付けハードディスク「CANVIO 」(HD-EH40TK =4 テラバイト)。
「東芝製ハードディスクドライブ搭載」と、中身も東芝製であることを明記しています。
何でも、このシリーズは、「デジタルカメラグランプリ2017 」の周辺機器部門で金賞を受賞したとか。
テレビ・パソコンどちらでも使え、小ぶりでスタイリッシュです。
お値段は20,870円(税込)。ヨドバシ梅田 の10%ポイントが付くので、実質18,783 円。
4 テラバイト機としては安い方ではありませんが、日本メーカーという安心感が…
接続はUSB 3.0 ケーブルでパソコンとつなぐだけ。簡単です。
無事、認識されました。
システムでは、まっさらなハードディスクとして表示されています(4 テラバイトと表示されないのはパソコンの仕様)。
新しい本棚を買ったような、いい気持ち。収納場所が確保されたので、これからバンバン撮影しても大丈夫~ ♪ ♪
以前の日立製(奥)と比べるとかなりコンパクト。
ファンがない静音設計で、使用中も静かです。
さっそくデジカメから画像を撮りこんでみました。
ここで気付いたのが、
「ン??? あまり速くない…」
パソコンのUSB ポートを変えて試しましたが、同じ。
以前の日立製の方が、かなり転送速度が速いのです。
それまで気に入っていたのが、にわかに落ち込んでしまいました。
まだ、設定次第で改善する余地があるのかもしれませんが、ウ~ン…
(経営危機の東芝製なんか買うからだ、といわれそう。でも、原発とは全然違う分野ですからね~)
しょうがありません。
多少遅くても、辛抱して使ってみることにします。
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撮影カメラ ソニーRX100
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