国土交通省が3月21日発表した2017年の地価公示(1月1日時点)。(調査結果のページ)
大阪の商業地が、全国の商業地上昇率「トップ5 」を独占したとのこと。
なかでもミナミの道頓堀は、前年より41 %以上値上がりして、1平方メートルあたり400 万円に。宗右衛門町は35 %以上アップの1,290 万円。
(宗右衛門町って、高い~)
外国人観光客の急増で、ホテルや商業施設の需要が高まっているため、とテレビや新聞では解説。
テレビでは、道頓堀周辺の不動産関係者がインタビューに答えて「とにかく空きがない。空いてもすぐ埋まる。」と話していました。
道頓堀川にかかる戎橋あたり。押し寄せる人の波(2017.2.26 )。
俯瞰できるビルから撮ってみました。
日曜日、午後5 時ごろの撮影ですが、「何かイベントでもあった?」と思うほど…
地価の水準自体は東京の銀座や丸の内に及ばないものの、人出に関しては大阪の繁華街もすごいです。
中国からの観光客のおかげですね。いわば“中国人観光客特需”。
これがいつまで続くのか…
またもうひとつの一面として、マンションの都心回帰という現象も地価を押し上げる一因かも。
おかげで大阪市などでは、子どもが増えるため小学校の確保に頭を痛めているという話を聞いたことがあります。
一方、住宅地の地価は横ばい。
わが家の周辺も、地価の一覧表で見る限り、前年より微増程度でした。住宅地は地価があまり変わらないほうが良いといえます。
◆地方は…
しかし、活況を呈する都市圏に対して、地方圏の地価が下がり続けているのは、将来的に問題。
(かろうじて福島県で地価が持ち直しているのは、震災からの復興需要のせいか…)
地方を活性化させる妙手はないものでしょうか。
そうしたなかでも、「ジモトのココロ」という良いサイトがあって、地方の話題を提供してくれています。
時期的に、桜の風景が美しい『さよなら、JR 三江線 』という特集に魅かれました。
JR 三江線は広島県三次市と島根県江津市を結ぶ鉄道。利用者の減少のため、来年3月末で廃線になる予定。桜の中を走るローカル線の風景も、この春が見おさめになりそう。
“撮り鉄”ならずとも、思わず行ってみたい気にさせる記事。
できれば廃線にしたくないですけどねェ~
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関連記事
・『ぶらり三江線WEB』
・『三江線 江津~三次駅間の鉄道事業廃止届出について』(JR 西日本)
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撮影カメラ RX100
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