キヤノンが間もなく発表するフルサイズミラーレスカメラ「EOS R」の概要がリークされています。
出所は軒下デジカメ情報局。
噂サイトのひとつですが、これまでの例から見て正確なので、参考になります。
カメラ、レンズの外観写真の一部を引用させてもらいます。
外観はEOS Kiss M に似ていますが、もう少し大きい。Kiss M と一眼レフ5D、6Dシリーズとの中間の感じです。
背面液晶モニタはバリアングルのようですね。赤線の引かれたボタンは機能がよくわかりません。軒下デジカメ情報局ではスペックリストに「マルチファンクションバー搭載」との説明があります。
ボタン、ダイヤルの配置は一眼レフとかなり異なり、自社一眼レフと同じ使い勝手を重視した「ニコンZ」とはコンセプトが違うのかも。
一眼レフ(右)との大きさ比較。軽量・コンパクトさが特徴のミラーレス機としても、大幅に小型化されているようです。
同時発表になると思われる、フルサイズミラーレス用レンズ「RF 24-105mm F4L IS USM」
軒下デジカメ情報局によると、サイズ:約φ83mm×107mm、重さ:約698g。
ポピュラーで使用頻度が高い標準ズーム 24-105mm が、こんなに小型軽量になるのはうれしいです。
(同じ焦点距離で一眼レフ用のEF24-105mm F4L IS II USMは、φ83.5mm×118mm、重さ約795g)
軒下デジカメ情報局には、カメラのスペックも載っています。
それによると、
•3030万画素フルサイズCMOS
•デュアルピクセルCMOS AF
•測距範囲はライブビュー映像表示範囲の縦100×横88%
•EV-6 低輝度オートフォーカス
•4K動画
•タッチパネル液晶
•マルチファンクションバー搭載
•Wi-Fi・Bluetooth搭載
•防塵防滴・マグネシウムボディ
•バッテリー:LP-E6N
•バッテリーグリップ:BG-E22
•サイズ:横幅約136mm×高さ約98mm
•重さ:約580g
•マウント:内径54mm、フランジバック20mm、12ピン
•マウントアダプター:「マウントアダプター EF-EOS R」「コントロールリング マウントアダプター EF-EOS R」「ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R」
とのこと。
3030万画素という画素数は、「ニコン Z7」(4575万画素)と「ニコン Z6」(2450万画素)の中間。
高画素ではあるけれど、ちょうど手ごろともいえる画素数にしてきたか… と思います。
AFポイントは広く、『EV-6 低輝度オートフォーカス』というのが光りますねェ。これほど暗い被写体にAF が合うカメラって、これまであったかな?
4K動画は当然。もう少し詳細が知りたいところ。
バッテリーが、一眼レフの5Dや6Dシリーズと同じ「LP-E6N」なのは、共用できて有難い。
さて、注目のマウントですが、
『内径54mm』となっていて、これは今のEFマウントと同じです。
ただし『フランジバック20mm』は、EFマウント(44mm)より短い。
ニコンが(明るいレンズを作るため)マウント径を大幅に大きくしてきたのとは、全く方向性が違います。
ウ~ム、これをどう見るべきなのか… レンズ光学について素人の当方としては、分からないとしか言いようがありません。後日正確な解説記事を読みたいと思います。
マウントアダプターらしきものが3種類。
たぶん現行EFレンズが使えるようにするためのものでしょうが、なぜ3種類もあるのかな…
RF 50mm F1.2L USM。
「F1.2」ですよ! 明るい。どんなボケが得られるのか、使ってみたいですね~
RF 28-70mm F2L USM。
これもいい。F2.8 より明るい標準ズームで、しかもコンパクトのようです。
来週早々ともいわれる、キヤノンの正式発表が待たれます。
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