軒下デジカメ情報局 さんが、キヤノンのフルサイズミラーレス「EOS R」のさらに詳しいスペックを載せていたので引用させてもらいます。
EOS R のスペック (写真も軒下デジカメ情報局より)
•有効画素数:3030万画素(総画素数:3170万画素)
•画像タイプ:JPEG、RAW(14bit)、C-RAW
•デュアルピクセルRAW対応
•EVF:有機EL、0.71倍
•測距点(クロスキー選択時):最大5,655点
• 測距輝度範囲:EV-6~18(常温23℃・ISO 100、F1.2レンズ使用時)
•ISO感度:100~40000(拡張ISO:50,51200,102400)
•シャッター速度:1/8000~30秒、バルブ
•連写性能:最高8コマ/秒(サーボAF時:最高5コマ/秒)
•動画:4K30p、フルHD60p、HD120p
•背面液晶:3.15型 210万ドット タッチパネル
•記録媒体:SD/SDHC/SDXCカード
•バッテリー:LP-E6N/LP-E6
•USB電源アダプターPD-E1を使ってカメラ内充電可能(LP-E6N使用時のみ)
•サイズ:135.8 x 98.3 x 84.4mm
•重さ:660g(バッテリー・メモリーカード含む)・580g(本体のみ)
これで、性能面については大体はっきりしてきましたね。
最大5,655点もあるAFポイント、AFの最低輝度EV-6 という暗所性能がすばらしい!
◆追加情報
情報の元になっているスペックシート(pdf)は、MIRRORLESS RUMORS からダウンロードできます。
このスペックシートを、もう少し細かく、乏しい英語力で読んでみました。
以下のように書かれているようです(個人的に興味のあるポイントのみ)。
・メモリーカード
デュアルスロットの記載がないので、やはりシングルスロットのよう。(ということは、プロ用ではなくハイアマ狙いかも…)
・使えるレンズ
RFレンズのほか、マウントアダプター「EF-EOS R」で、EFレンズ、EF-Sレンズも使用可(EF-Mレンズは不可)
・ファイルサイズ
「1.6x(Crop) Large/RAW/C-RAW:4176x2784 」という記載があり、フルサイズが必要ない時は、一回り小さなサイズ(APS-C ?)でクロップ撮影が可能か…
・電子ビューファインダーには45個もの多彩な情報が表示可能
・AFモード
「顔認識+追尾」「1点」「領域拡大(上下左右)」「ゾーン(上下・左右方向)」から選択
AFポイントは、タッチスクリーン、メインダイヤル、クイックコントロールダイヤル、クロスキーで移動できる
・シャッター
Silent Shutter の記載があり、電子シャッターによる無音撮影が可能な模様
・動画
4K(UHD)・Full HD とも、ALL-I(低圧縮)、IPB(高圧縮)を選択可。動画撮影可能時間などは以下の通り
ALL-I はファイルサイズがデカい代わり、画質が良く、編集時のPCへの負担が軽いというメリットがあります。でも4K・ALL-I だと128GBのSDカードでも35分しか撮れないということ。予備カードが必須になりそう。
・GPS
GPS機能なしとの情報もありましたが、ディスプレーの表示項目に「GPS情報」が。GPS機能搭載?
・マルチファンクション・バー(ファインダーの右にある新しいバーのようです)
バーを動かす4つの動作(左、右、スライド、押し込む)に、ISO感度、ホワイトバランス、焦点/ディスプレー情報、動画スタート、AF、AEなどの設定を割り当てることができる
・バッテリー
バッテリーグリップを使わない場合の撮影可能枚数 (下図を参照)
ミラーレスカメラ共通の欠点で、バッテリーの持ちは良くありません。
バッテリーグリップを使わない場合、撮影可能コマ数は、ファインダー使用時:約350コマ、画像モニター使用時:約370コマ(いずれも23℃)。これは「ニコン Z」とほぼ程度のレベル。画像モニターのエコモードを使用すると、540コマまでいけるようですが、一眼レフと同じように使っていると「もう電池がない!」とあわてる場面が想像されます。いやはや… (右側のPower Savingは撮影中の省電機能と思われますが、詳細不明)
要するに予備バッテリーは必須!
軒下デジカメ情報局 には、「EOS R」用のRFレンズの詳しいスペックも掲載されています。
RF 28-70mm F2L USM は、明るい標準ズームで注目の的。ただ、それなりの重さはあるようですね。
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