つれづれ写真ノート

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夏の味覚

2012年06月11日 | グルメ

農業をしている親戚から水ナスが届きました。

毎年楽しみにしている大阪・泉州地方の特産。水気がたっぷりあって、暑い夏には本当においしい野菜です。

きれいな紫色。ぷっくり膨らんで、いかにも水分がありそう。

段ボール箱に入っていたのは、とれたての生と、浅漬けの2種類。

 

やはり浅漬けがおいしいですね。金気を嫌うので、なるべく包丁の刃を入れず、手で縦に裂きます。何もつけずそのままで十分おいしいですが、ショウガ醤油を少しつけても美味。

皮の部分には漬物のうまみ、白い果肉はさっくりとしてほのかな甘みがあり、ジューシーさが何ともこたえられません。

いまでは全国的に知られるようになり、レストランでもサラダ感覚で出されます。不思議なことにこの水ナス、泉州以外ではうまく育たず、その理由は分からないそうです。

 

漬物をそのまま食べる以外に、小エビと一緒に煮る料理があります。

我が家の奥さんの手料理。

本格的には、水なすの古漬けを一晩水で塩出しし、だし、しょうゆ、みりんとエビジャコを入れて煮る料理。泉州で「じゃこごうこ」と呼ばれています。しかし、エビジャコを手に入れるのが難しい。昔は魚屋さんにあったという話を聞きますが、今のスーパーではほとんど見かけません。やむを得ずあり合わせの小エビで。

エビの上品なだしがナスにしみて、おいしいです。

ネットで見ると、ほかにも色々な水ナスのレシピがあり、トマトソースと和えたパスタなどもいけそう。

 

この日は近所のスーパーで買い物を手伝いました。季節の野菜や果物がたくさん出ています。

梅酒を作るための青梅。

梅の実が熟すころに降るから「梅雨」。確かに梅雨入りしています。毎年、季節は間違いなく訪れ、植物も覚えている… 考えれば不思議なものです。

 

スイカが出ていました。

楕円形をしているのは小玉品種の「うり坊」。糖度が高いそうです。

 

グレープフルーツ。

年中出回っていますが、暑いときに冷やして食べるのがおいしいように思います。

輸入が自由化されたころは、ミカン農家の反対運動などもあって、社会的に注目されたものです。 時の佐藤首相も食べているというのを聞いたり、高級品で珍しい果物だという印象がありました。今はどこでも目にするごく普通の果物。

ビタミンCが豊富。1個食べれば1日に必要なビタミンCをほぼ補給することができるそうですよ。

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撮影カメラ  リコーCX1

 



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