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不思議な事に、
大きな成功を果した人間の先祖を遡ると、
その家系の中に、婿養子が何回も続いている事が多い。
これは、その家系に後を継ぐ男子が産まれず、
女の子ばかりに偏ってしまった時に発生することです。
三越の創業者の三井家は、7代先祖をたどると、
2回、婿養子が出て来ます。
三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎の先祖を辿ると、
5代たどっただけで、2回の婿養子が出て来ます。
三井家や、岩崎家のような大物は別として、
ごく普通の庶民のなかでも、
過去に婿養子が続いた家系は、
家運が上昇していることが多いです。
これは私が経験的に感じることではありますが、
詳しく調べたり、聴いたりせずとも、
ウサギの直感力で、それを感じる事が多いです。
どうしてこのよう現象がおきるのでしょうか?
私が想うに・・・・
日本人の場合、家系に於ける、「霊的な遺伝・継承」は、
男→男でしか継承することはできない。
A男さんとB子さんの間に、
6人子供がいて、その子供が全員女だったとします。
6人の子供Ⅹ‘‘は、やがて結婚して、子供を産みますが、
その子供がⅩ‘、が、どういう姓を名乗るかは、
霊的な意味では大きな意味はありません。
それは、
役所にある戸籍という紙切れに書かれている内容の違いだけです。
ただ、
この場合A男さんを軸とした家系の流れは、
大きく方向を変えることになります。
「流れが大きく変わる」とは、
あくまでも、家系を語る上で、男系を基本的な軸
としています。
その一族が、家系のなかで発生させた、「クセ」を
一度リセットして、刷新させる意味がある。
惰性による、衰退を阻止するために、
女系に因る継承を起こさせ、濾過した状態で、
子孫に遺伝子を受け渡す意味がある。
これは、子孫繁栄の為の、不思議なカラクリなのです。