若いころは、多くの本を読んだ。
本を読むことが知的な人間になるための
絶対条件だと思っていた。
沢山の本を読む人は、
立派な人間であると思っていた。
高校生の頃から、
30歳の頃までは、
週に3~5冊は読んだ。
30歳~40歳の頃までは、
週に1~2冊読んだ。
45歳を超えた頃から、
月に一冊位しか読まなくなった。
50歳を超えた頃から、
3か月に1冊位しか読まなくなった。
それまでは、
宗教、思想、哲学、
成功論、精神論、自己啓発、心理学などの
精神世界に関する本を多く読んでいた。
55歳を超えた頃から
宗教や思想、精神世界に関する本は
一切読まなくなっていた。
科学、考古学、歴史に関する本のみ、
年に2冊位読む程度になったていた。
59歳になった今、
哲学や宗教、精神論、
思想に関する本は読む気になられない。
こらからの人生は、
古事記・日本書紀、歎異抄、仏典
のみは繰り返し読むかも知れない。
新しい本を、読んだとしても
科学、考古学、に関する本以外は
読まないと思う。
今思うこと・・・・
本を読んで学んだことは
体験して学んだ事を超えられない。
脳で感じたことは、
心で感じた事を超えられない。
多くの本を読んで立派な能書き垂れることより、
もっと大切なことは・・
本を読む暇があればその分、多く働く、
働き過ぎて疲れたら鶏の唐揚げを食べて寝る
神・仏・諸神・祖霊に対して
謙虚な姿勢で畏敬の念を持つ。
目に見えない存在に対して、
敬意と礼儀を重んじる。
偉くなくても正しく生きる。
弱い時こそ強い・・
自分の愚かさを知る。
お金は世の為、自分の為
与えた恩はすぐに忘れ、
受けた恩は死んでも忘れないよう心掛ける