久しぶりに街に出た。
ベンチに座っていると、若いお姉チャン
(推定20歳)が近寄って寄って来た。
「似顔絵書かせて下さい、練習の為にやってます、無料です」
一瞬、警戒した。
宗教屋さん??
何かの勧誘???
何が裏があるかも??
姉チャンの発する雰囲気に意識を向けた。
悪い気配は感じられない。
「じゃ、お願いします」・・・と回答
2分位で書き上げて、プレゼントされた。
気温はは35度を超えていた。
若いお姉チャンは汗だくだった。
なんだか申し訳ないような気分になって来た。
「絵を書いてもらったお礼です、冷たいモノでも飲んでください」
少しばかりの祝儀を差し出した。
お姉チャン・・・
丁重にお礼を述べるだけで、結局、最後まで受け取らなかった。
純粋で慎ましい熱意
私も見習わなければ・・と思った。