名古屋の白ウサギ・1964年生

自称・宗教家・・宗教家とは職業ではなく「私の生き方」です。
職業・会社員、投資家  趣味・偽善事業

経営センスがある????

2024-06-08 | 思う事


経済的成功者に共通する事。

 成功者は出費を把握している。



逆に、何をやっても上手く行かず
貧乏になってゆく人に共通する事。

 収入ばかりに目を向けて、
出費を把握していない。

もし、こういうタイプの人間が
経営者となったら、
先は見えている。

これは経営哲学とか、センスとか・・
理念とか・・

それ以前のお話として、
一番肝心なことが欠けている。



以前、自営業をしていたとき、
知り合いだった人に、
Aさんと言う人がいました。

Aさんは電気工事の自営業をやっていた。

Aさんの仕事、以前は好調で
多くの利益を上げていた。

当時30歳・妻子アリ
Aさんは30年ローンで、
約2千5百万円の家を買った。

そのあと、風向き変り、
一転して赤字経営となった。



Aさんの家計は苦しくなった。



先行の事を考えると何とかしなければいけない。
Aさんの顔つきは日に日に深刻になって行った・・



 私はAさんに質問した・・ 

 毎月の支出を正確に記録してますか??

 Aさん答えて・・・

いえ、今は正確に把握していません。
帳簿も適当に書いています。

事業収益も赤字になるので、
所得税も非課税です。

どうせ赤字経営で非課税なら・・
正確に帳簿を付けるのも
無駄に思えて来ました。

確定申告のときも適当な数値を
入れて申請しています。

税務署の査察が入ったとしても、
ウソ偽りのない、
正真正銘、「赤字」である。

「ない金は・・いくら叩いても・・無い」
「ある意味怖いもの無し」
税務署に追及されても
構わない・・



彼の回答を聞いて、
彼の5年後の未来が見えた・・・

私は思った・・

可哀そうだが・この男・ダメだ・・・



経済的成功とは、
才能とか、人格とか、理念とか・・・
それだけで勝敗は決まらない。

それ以前に絶対的に必要な要素とは、

 帳簿を付ける堅実な習慣 

  地道な分析 



余程、優秀な右腕がいない限り・・
この基本を守っていない者が、

いくらご立派なは理屈並べたとしても、
成功は不可能。

もし、まぐれ当たりに、
一時的に成功したとしても、
「基本」が出来ていない者は、
風向きが変われば一転して貧乏に
転落する危険性を内在する。

    

以前、奇怪な人物に知り合ったことがある。

この人物は、常々、

  私は経営センスがある 

 私の事業に対して金は出しても、口は出すな 

 私は松下幸之助さんの経営哲学を学んでいる 

と・・・いつも豪語していた。

そこまで言うなら・・・

このお方、自分に余程の自信があるのだろうと思い、
ある程度期待していました。。

にも関わらず・・

この御方が企画する事業は何をやっても赤字。

出資者に対して、
「大きく前進しました!!」とか・・
意味不明な説明に終始しする。

そのあとは、
美談を語り話を逸す。

最後は笑って誤魔化す。

収支報告もできない。



この男の言動や、周囲の証言の
断片を繋ぎ合わせると・・

この御方・・

 正確な帳簿を付けていない。

 何事も丼勘定で損益計算をしていない。  

 収入のみ見ていて、正確な支出を把握していない。

  正確な顧客名簿すら作成していない。




私が思うに・・・

A君の場合、
自己資産で運営する個人事業主であるがら、
良くも悪くも自己責任である。

「自称・経営センスがある」
男の場合、
人様から出資を募って事業を
運営している人間である。

1円単位で帳簿を付ける責務がある。

それ故に、
「自分の問題」では済まされない。

このような無責任な楽観主義者は、

 深く関わってはいけない人物 

と思います。


もちろん・・この男とは縁を切りました。

もし、このような人間に深く関わると
痛い目に遭います。

ご用心あれ、















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