コロナ感染が収まらない中、東京五輪開幕まで1カ月を切った。
しかし世間には、高揚感の代わりに不信感と不安感が漂う景色。
抗議デモの現場からは「なし崩し開催は許されない」との批判の声が上がる。
6月23日には、東京都庁周辺で市民団体「反五輪の会」等が抗議デモ。
1894年6月23日に国際オリンピック委員会(IOC)の創設が決まった。
と言うことでIOCはこの日を「オリンピックデー」と定めているそうな。
デモ参加者は「ノーオリンピックデーにしよう」と呼びかけ。
国内外の市民団体も連携して各地で五輪への抗議活動を展開。
参加者たちの、こんな指摘には同感。
少し前まであった「中止か開催か」の議論。
それが、いつの間にか大会の準備の話にすり替えられている。
政府や組織委員会は、なし崩し的に開催準備を進めれば後はどうにでもなると考えているのではないか。
開催ありきの姿勢に疑問だ!
そして開幕を目前に控えても、ドタバタ劇は続く。
一部の競技でチケットが再抽選されることになった。
一般観客とは別に、大会関係者を入場させる「別枠」の存在という違和感。
上限の1万人を超え、感染リスクを高めてまで多数の入場者を入れる開会式。
飲食店の酒類を禁じる一方、会場で酒類提供を議論する馬鹿さ加減。
そんなふざけた東京五輪だが、東京都のコロナ感染者は、上昇気流に乗ったぞぉ・・・。
ダメ親分や百合子ちゃんが、真っ青になる顔を早く見たいなぁ。