そして、度重なる凍結要求に重い腰を上げた。
そう思いきや、2月28日の予算委員会では・・。
打ち出したのは、問題先送りの弥縫策。
当初、今年から再来年にかけて3段階で負担上限。
それを引き上げ計画だった。
ところが今年8月の引き上げは予定通り実施した。
来年以降は、「再検討する」と表明する始末。
来年以降の引き上げを白紙に戻した。
それなら今年から「凍結」すればいい。
それが何故、かたくなに引き上げに拘るの?
某ジャーナリストは、こう言っているようだ。
石破政権は、決して盤石とは言えない。
少数政党だから予算折衝では野党の顔色を窺う。
そして官僚にも支えて貰わなければならない。
政権基盤の弱さゆえ、引き上げを計画の厚生労働者厚労省。
あるいは財務省を敵に回すことは避けたい。
一方、見直しは命に関わる問題。
だから、「石破らしさ」に直結してしまう。
見直し内容を修正して石破カラーを出したい。
また、官僚とも折り合いたい。
そこで出したのが、折衷案の再検討でしょう。