函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

TPP発効に思う

2019年02月04日 04時12分02秒 | 政治
日本など11カ国が参加する環太平洋パートナーシップ協定(TPP)。
それが、昨年12月30日発効した。
アジア太平洋地域に域内人口5億人超の巨大な自由貿易圏が誕生。
世界の経済成長をけん引することになったそうな。

加盟国の農畜産物の関税が、撤廃または引き下げられる。
結果、加盟国全体で99%の品目の関税が最終的に撤廃される。
日本の関税撤廃率は、農林水産品で82%、全品目ベースで約95%となる。
だから消費者には、より安価に食料品が手に入ることになる。

当初は、米国を含む12カ国が合意・署名したが、2017年1月に米国が離脱。
日本が主導して平成30年3月に11カ国で新協定の署名にこぎ着けた。
そしてまず、国内手続きを終えた6カ国で発効した。

6カ国は日本、メキシコ、シンガポ-ル、ニュ-ジ-ランド。
そしてカナダ、オ-ストラリア。
平成31年年1月14日には、ベトナムも発効した。
残るマレ-シア、チリ、ペル-、ブルネイも早期の発効を目指す展開。

見渡せば発効に伴い、こんな景色になるらしい。
牛肉や豚肉、チーズや果実等など、幅広い農畜産物の関税が引き下げ。

一方、加盟各国が工業製品の関税を引き下げる。
だから自動車・部品などの輸出増が見込まれる。
更には、外資規制緩和や電子商取引等のルール整備も行われる。
と言うことで日本企業が、海外に展開をしやすくなるそうだ。

でもねぇ、国内農業は生産減が必定。
TPPに加えて平成31年2月1日に発効した・・・。
欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)。

これも農家の経営に強烈なダメージらしいなぁ。
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