函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

人力車vsAI(その2)

2022年04月24日 05時05分53秒 | オヤジのつぶやき

巨大戦艦が、小さなドローンに翻弄されて為す術もなく自爆した。

旗艦「モスクワ」は、黒海艦隊の防空網で完全防御されていた。

だからミサイルに限らず、飛来する物体を打ち落とすべく「AK630」。

こんなレーダーシステムで、完全防御していたはずだったとか。

ところで重厚長大なロシアのレーダー網AK630。

それが、ハエ・蜂のようにブンブン飛び回るバイラクタルに攪乱、翻弄され・・・。

小物に気を取られている間に、ウクライナ軍の対艦ミサイル「ネプチューン」の直撃に遭遇。

そんな可能性があるようだ。

更に、もう一つ。

ラジコン飛行機のように小さな軍事用ドローン・バイラクタルTB2。

重量がわずかに22Kgのレーザー誘導型の小型ミサイル「MAM-L」を4本搭載できるが・・・。

これを旗艦「モスクワ」に打ち込んだ可能性もあるようだ。

ところで旗艦「モスクワ」付近の空間には、レーダーの電波を攪乱させるべく・・・。

第2次世界大戦期から運用の古典的な導体ダミー(チャフ)が散布されていたらしい。

一方の小型ミサイルは、2020年代のレーザー光誘導式の最新版。

旧ソ連型の古典的ミサイル攪乱戦術には、通用せずに「モスクワ」を直撃可能だった。

重さ22Kgの小型ミサイルでは、ドローンの攻撃は可能だが・・・。

旗艦モスクワ上では、火事程度で済むはずだったらしい。

ところでこの旗艦は、旧ソ連型のこけおどしでも威嚇が大事という・・・。

いわゆる「弱い者いじめ戦艦」という異名を持っていたそうな。

そして旗艦モスクワの甲板上は、左舷右舷双方に2列4基ずつ8基。

合計16基の「P-500Bazalt」対艦ミサイルがこれ見よがしに並べられていた。

まるで狙って下さいと言わんばかりに誇示する佇まい。

これをドローンが狙って、小型ミサイルを撃ち込んで命中。

そして沈没というお粗末な景色に変貌・・・トホホ。

P-500ミサイルは1963年、キューバ危機の直後に設計された・・・。

「フルシチョフ体制」ソ連のミサイルだと言うじゃないか!

既に「還暦」のクラシック・タイプなんだって!

情報に弱いんじゃなくて、情報機器をないがしろにして来た馬鹿プーチン。

旧ソ連式の兵器(人力車)を駆使して頑張ってちょっ!

5月9日の戦勝記念日は、プーチンの泣き面が目に浮かぶなぁ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人力車vsAI(その1) | トップ | 兵隊募集&逮捕劇 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

オヤジのつぶやき」カテゴリの最新記事