函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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孤独の宰相(その1)

2022年02月12日 06時11分34秒 | 政治

久しぶりに読み応えのある書に出くわした。

「孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか」なる書籍。

気合を入れて、一気に読み終えた。

感想を一言で言えば、政治の世界は「魑魅魍魎」!

美しい国の親分席を争う「国取り合戦」は、まさに激闘そのもの。

そのポスト争奪合戦、腹の探り合いは圧巻!

晋三は、「お友逹内閣」と揶揄される政治ごっこの真骨頂を発揮。

舞台や楽屋裏では、官房長官の菅が汗する奮闘ぶり。

その情景が再現される景色は、迫力十分である。

お世話になった政治屋たちを、何としても入閣させたい熱い思いの晋三。

スキャンダルまみれの政治屋でも閣僚になれる資質の軽さ。

法務大臣が、公職選挙法違反で逮捕されたのは記憶に新しい。

そんな大臣が夫婦揃って逮捕じゃ、洒落にもならんよねぇ。

そうかと思えば、安倍総理・菅官房長官に次ぐNo3の総理補佐官。

晋三の懐刀と言われたこの官僚のスキャンダル。

コネクティングルームでの宿泊疑惑も、色鮮やかに描かれている。

極めつけは、禅譲を狙っていた岸田文雄を批判する菅。

その本人が、禅譲に嬉々とする姿には言葉を失っちゃう。

これだもの、市井の生活者の暮らしが良くなる訳がないよなぁ。

汗馬の労として栄えある親分席をゲット。

第99代内閣総理大臣に就いた菅。

支持率の上昇にはしゃいでいたが、やがて馬脚を現す展開となる・・・(続く)。


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