政策活動費は、政党から政治家個人への寄付。
そんな名目として支出されていた現実にビックリ。
金の流れを透明化して国民監視を促す法律の・・・。
政治資金規正法の抜け穴が、酷いねぇ。
政治屋たちも、上手いことを考えるものである。
慌てた立憲民主党が、全面禁止を改革案に盛り込む展開。
続いて、日本維新の会も廃止案を発表・・・。
ところで1月29日の衆参予算委員会で、こんな事実が判明。
劇団「自民党」の二階俊博元幹事長への莫大な支出。
幹事長在任中の5年間に50億円近い政策活動費。
二階の爺さんが受け取っていたというから驚き‼️
50億円を1人の政治屋に渡し、使い道を明らかにしない。
こんなことって、あり〜なの?
追及された文雄座長は「政治活動の自由」。
そんな答弁を連発して逃げ回る始末。
禁止されると相当に困まることがあるようだなぁ。
とまれ、政策活動費は他党にもある。
だが、劇団「自民党」は、金額が突しているそうな。
2022年の自民党の政治資金収支報告書。
それによれば、茂木敏充幹事長に支払われた政策活動費。
こちらは9億7,150万円・・・。
これほどの巨額を、何に使っているのかと思ったら・・・。
幹事長の軍資金として多角的に運用していたらしい。
例えば、議員がパーティ開催を伝える。
伝えれば、「頑張れよ」と応援の声をかけて・・・。
若手政治屋には、ポンと30万円位の支出だとか。
当選回数や幹事長との濃密さで、50万円、100万円となる。
委員会等で海外視察に出かける際も餞別。
1人50万円とか100万円の支出のようだ。
このように使途が表に出ない政策活動費。
これは、幹事長の「力の源泉」と言うから呆れるねぇ。
更に使途として金額が大きいのが選挙対策。
選挙の陣中見舞いには、1人100万円や200万円。
国政選挙に限らず、知事選など地方選挙でも使う。
これだもの、政治ごっこに金がかかるわけだ。
政治資金規正法の抜け穴・・・酷過ぎるねぇ。