不祥事が満開花盛りの総務省。
2001年(平成13年)の中央省庁再編で自治省、郵政省、総務庁を統合して設置された官庁。
そのマンモス総務省に、「文春砲」が撃ち込まれてガ~ス~首相らは、上を下への大騒ぎ。
旧郵政省出身の総務審議官(事務次官級)ら幹部が接待を受けて懲戒処分となり・・・。
官邸や霞が関を揺るがす大事件に発展中。
結果、旧郵政人脈の自壊で首相の「天領」といわれる総務省は・・・。
ただ今、旧自治官僚の天下になろうとしている景色だとか。
2月24日には、利害関係者からの接待や金品贈与を受けたとして9人が懲戒処分。
国家公務員の懲戒処分は免職、停職、減給、戒告の4段階。
そして戒告を受けると1年間、減給処分は1年半、停職は2年間、昇任できない仕組み。
ところで今回の懲戒処分の筆頭は、谷脇康彦・総務審議官(1984年、郵政省入省)。
政権の目玉政策である携帯電話値下げを指揮し、次期事務次官の最有力候補だったが・・・。
4回にわたる会食で飲食代やタクシー券など計約11万8,000円の接待を受けた。
結果、減給10分の2(3カ月)の処分が下り、昇任は絶望的でトホホ。
官僚トップの座を目前にしての挫折は、悔やんでも悔やみ切れまいなぁ。
そして総務省の腐敗は、NTTも巻き込む景色に発展中・・・。