函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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どうなる?札幌ドーム(その2)

2022年01月20日 06時39分10秒 | スポーツ

ところでドームの運営は、札幌市の第三セクター「株式会社札幌ドーム」が行なっている。

リース料、広告、グッズ販売、飲食など興行時のドーム内の収入が、ガッポリ入る契約。

その額は、年間20億円超と言われているから凄い!

そんな中で球団は、値下げや一部収入の分配額変更等を要求。

しかし逆に札幌市は、値上げを実施。

またロッテが、ZOZOマリンスタジアムで行って成功の指定管理者制度。

この採用も提案したが拒否される始末。

そして移転が現実味を帯びたら、札幌市は慌てて妥協案を提示。

しかし、時は既に遅し!

札幌ドームの経緯に詳しい関係者は語る。

01年開場のドームは、施設自体としては新しい。

改修等でお客さんに魅力ある形にすれば、集客の伸びしろは残っていたはず。

また収益構造をきっちりすれば、札幌市と球団はwin-winの関係になれた。

DeNAと横浜スタジアム(ハマスタ)のような良好な関係を作れたと思う・・・。

横浜市もDeNAが買収する以前は、球団とハマスタとの契約に偏りがあった。

しかしお互いが歩み寄り誠実な交渉を重ねた結果、両者にとって最適な着地となった。

球場の魅力や快適性が格段にアップ、エンターテインメント性に優れた素晴らしい球場に激変!

ところで札幌ドームは、ホームだけを考えても年間約70試合分の収益がなくなる。

おまけにコロナ禍以降の経営は苦しく、今後も不透明な状態。

更に早期の閉場、解体等も不可能だとか。

となれば札幌市民の税金で損失補填をせざるを得なくなるらしく・・・。

箱物行政の負の遺産となる可能性も否定できないようだ。

とまれ、新球場開場まで、あと1年。

開閉式の全面天然芝のフィールドのほかに、球場内にホテルや温泉まで設置だそうな。

球場周辺のマンションは、バカ売れ状態だとか。

夢のボールパーク完成vs札幌ドームの衰退。

やれやれ、おやおやの景色である・・・。


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