そして岸信夫くんが辞職した2区は、こんな塩梅。
自民からは、信夫の倅が早々に出馬を表明。
全国的に世襲批判が高まったが、地元では圧勝を決めた!
振り返れば、こんな景色だった。
当初から立民は擁立を断念し、野党候補は共産党に任せる。
そんなことで一度話がまとまった。
ところが、3月半ばに4区で有田くんを擁立した。
その後、反主流派の菅グループが2区も立てるべきと言い出し。
そのため、大串博志選対委員長がダメ元で・・・。
岩国市出身の平岡秀夫元法務大臣に声をかけた。
すると本人がやる気になってしまい、共産党は怒り出す。
岡山まで行き女性候補者を決め、お披露目まで終えていた。
共産党は、ふざけるのもいい加減にしろとカンカン。
揉めた結果、平岡くんは無所属で出馬した次第。
党内では、これは菅グループが仕掛けた泉健太代表おろし。
そのムーブだとも言われていたそうな。
菅グループとしては、2区も4区も完膚に負けさせたい。
それを狙って、平岡くん擁立を執行部にけしかけたらしい。
与野党ともに、みっともない足の引っ張り合いの茶番劇。
かくして大根役者が、政治劇場で三文芝居を熱演。
与野党ともに緊張感のない政治芝居を延々と演じる。
そんな美しい国の物語である・・・。