今秋に衆議院議員任期の折り返しが迫る。
そんな中で文雄座長が、いつ解散を決断するのか。
与野党は、最早そんなことに目を凝らしているらしい。
4月の衆参5補欠選挙は、自民党が4勝1敗で乗り切った。
しかし実態は、辛勝に過ぎなかったそうな。
そのため党内では、足場固めが先決との慎重論。
一方では、野党の準備が整わない内に勝負に出るのではないか。
そんな観測がくすぶっているようだ。
そして文雄は、5月4日にモザンビークでの記者会見で語った。
重要な政策課題の結果を出すことに全力を尽くしている!
今は解散・総選挙は考えていない・・・。
しかし政権内では、解散時期の選択肢をこう見ているようだ。
①G7サミットで成果をアピール後、6月の通常国会会期末。
②内閣改造・自民党役員人事で人心一新を図った後の今秋。
③首相の再選が懸かる党総裁選を無風に持ち込む。
それを狙った来年の通常国会以降。
そして③の来年に持ち越せば、こんな逆風に遭遇するようだ。
防衛費増額のための増税や少子化対策の財源確保等など。
国民の負担増に直結する課題の具体化を迫られる・・・。
と言うことで、①が最有力候補に見えて来るようだ。
ただ、早過ぎる解散で勝利しても、来秋の総裁選。
それまで文雄は、自分の人気を持続できるのかなぁ?