プーチンは、相変わらず強がるねぇ。
最大射程が、300km超のHIMARS用の長距離ミサイル。
それを、何も新しいものではないと一蹴する景色。
ロシア軍の脅威ではないとした。
それにしてもHIMARSというロケット砲は、とてつもなく凄いらしいぞ。
HIMARSのことを知るためには、多連装ロケットシステム「MLRS」。
その歴史を振り返るのが一番だとか。
冷戦下、北大西洋条約機構(NATO)軍は、ワルシャワ条約機構(WTO)軍に対し・・・。
戦車で劣勢にあると考えられていた。
もしWTO軍の戦車部隊が多数、NATO諸国に侵攻してきた場合・・・。
一気に蹂躙されてしまうかもしれないとの危機感があったそうな。
そこで大量の戦車を集中的に撃破するため、80年代にMLRSが開発されたという。
戦車を遠くから攻撃できる兵器としては、榴弾砲も有名のようだ。
現在もNATO軍は、ウクライナ軍に多くの榴弾砲を供与中。
結果、ロシア軍の戦車が数多、撃破される展開だ。
NATO軍の155mm榴弾砲なら、40km先の目標を砲撃できる。
一方、MLRSからは無誘導のロケット弾の他に・・・。
ATACMS(陸軍戦術ミサイルシステム)という射程300km。
そんな精密誘導ミサイルを発射できる。
弾頭にはBAT(対装甲子爆弾)が複数詰め込まれ、この子爆弾も地上の装甲車両を認識。
ピンポイントで車両を破壊するという優れもの。
つまり安全地帯から、敵の戦車や装甲車に甚大な被害を与える。
それが、MLRSやHIMARSというわけ。
標的となるロシア軍は、とっても暑い夏になること決定デスね。
プーチンがびっくりして、腰を抜かす姿が目に浮かぶなぁ。